救急事故を予防しよう-やけど編
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2024年5月23日
やけどとは
やけどとは,一般的な外傷の一つで,熱に接触することで起こる皮膚の損傷をいいます。熱の温度と接触した時間によって損傷の
程度が決まります。熱源が非常に高温の場合は短時間の接触でやけどを起こす一方,低温の熱源に長時間接触した場合もやけど
になり,これを低温熱傷(低温やけど)と呼びます。
やけどの予防
1 家の中には,やかんや電気ケトルのお湯,アイロン,やけどの原因になるものがたくさんありますので,子供の手の届きやすい
ところや安定していない場所に置かないようにしましょう。
2 カップラーメンなどに熱湯を注ぐときは安全な場所で行い,ガスコンロなどで調理する場合は衣服(特に袖口)に火が着かない
ように注意しましょう。
3 ストーブの周りで,子供を遊ばせないようにしましょう。
やけどの程度(大別すると3段階あります)
1度 日焼けと同じ。赤くひりひりと痛みます。水ぶくれがなければ,ほとんどの場合,自然に治ります。
2度 水ぶくれができるのが特徴で,強い痛みがあります。
3度 皮膚が黒く焦げたり,白くなる場合があり,痛みは感じません。治りにくく,手術が必要なこともあるので,必ず医療機関を受
診しましょう。
やけどの応急手当
1 すぐに流水で患部を冷やすことが効果的です。
2 水ぶくれは破らず,そのまま冷却します。
3 火災などで煙を吸った場合,肺や気道が傷付いている可能性があるので,すぐに救急車で医療機関へ行きましょう。
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お問い合わせ先
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