スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市消防局

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

救命の連鎖

ページ番号210883

2021年9月22日

救命の連鎖とは


急変した傷病者を救命し,元の生活が送れるようになるために必要となる一連の行動を「救命の連鎖」といいます。

 1 心停止の予防

 2 心停止の早期認識と119番通報

 3 一次救命処置

 4 二次救命処置と心拍再開後の集中治療

この4つの輪を途切れなく,素早くつなげることで救命効果が高まります。

そして,最初の3つの輪は,現場に居合わせた人(バイスタンダー)によって行われることが望まれます。

 

心停止の予防

 心停止の予防とは,突然死の可能性のある病気や事故を未然に防ぐことです。心臓や呼吸が止まってしまった場合の心肺蘇生も大切ですが,未然に防ぐことが何よりも大切です

 子供の突然死の主な原因には,けが溺水及び窒息などがあります。いずれも日常生活の中で十分に注意し,未然に防ぐことが重要です。

 成人の突然死の主な原因には,急性心筋梗塞脳卒中があります。これらの初期症状に早く気付くことで,心停止に至る前に医療機関での治療を開始することができます。

 また,熱中症,入浴中の溺水事故,運動中の突然死及び高齢者の窒息などを予防することも大切です。

ためらわず救急車を呼んでほしい症状 (成人)

こんな症状がみられたら,ためらわずに119番通報してください。!!

重大な病気けがの可能性があります。


        (頭)
● 突然の激しい頭痛
● 突然の高熱
● 支えなしで立てないぐらい急にふらつく

        (顔)
● 顔半分が動きにくい,あるいは痺れる
● ニッコリ笑うと口や顔の片方がゆがむ
● 呂律が回りにくい,うまく話せない
● 視野がかける
● ものが突然二重に見える
● 顔色が明らかに悪い
   
       (胸や背中)
● 突然の激痛
● 急な息切れ,呼吸困難
● 胸の中央が締め付けられるような痛み
  が2分から3分続く
  
        (腹)
● 突然の激しい腹痛
● 持続する激しい腹痛
● 吐血や下血がある

        (手足)
● 突然のしびれ
● 突然,片方の膝や足に力が入らなくなる

       

ためらわずに救急車を呼んでほしい症状 (小児)

こんな症状がみられたら,ためらわずに119番通報してください。!!

重大な病気けがの可能性があります。


      (頭)
● 頭を痛がって,けいれんがある
● 頭を強くぶつけて,出血が止まらない。
  意識がない。
  けいれんがある。

      (顔)
● くちびるの色が紫色で,呼吸が弱い

      (胸)
● 激しい関やゼーゼーして呼吸が苦しく,顔色が悪い

     (おなか)
● 激しい下痢や嘔吐で水分が取れず,食欲がなく
  意識がはっきりしない。
● 激しいおなかの痛みで苦しがり,嘔吐が止まらない。
● ウンチに血がまじった

     (手足)
● 手足が硬直している

お知らせ

京都市公式チャンネル きょうと動画情報館に,同志社女子大学の学生さん達と共同制作した

動画「AEDさんと君 ~Always be with you~」が公開されました。


お問い合わせ先

京都市 消防局警防部救急課

電話:075-212-6705

ファックス:075-212-6748