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第1回京都市新庁舎整備懇談会市長挨拶

ページ番号2970

2010年4月20日

 皆さん方には大変お忙しいにもかかわりませず,大変重要な当懇談会にご出席賜りまして,まことにありがとうございます。

 

 第1回「京都市新庁舎整備懇談会」の開催にあたりまして,できるだけ簡潔にご挨拶を申し上げたいと思います。

 

 皆さま方には,京都市新庁舎整備懇談会委員のご就任をお願い申し上げましたところ,公私とも極めてご多忙にもかかわりませずご快諾を賜り,厚く御礼を申し上げます。また,日ごろから京都市の行政の推進にあたりまして,それぞれのお立場から格別のご理解,ご協力を賜りまして,心から御礼を申し上げたいと存じます。

 

 さて,いま,私たちは21世紀がもう手を伸ばせば届く地点に立っておりますが,20世紀が激動の「国際化の世紀」とするならば,来る21世紀はいわば「地球化の世紀」として,地球時代が現実のものになると考えております。市政に携わります私どもといたしましても,科学の飛躍的な発展により,情報化・国際化など,より一層グローバルな展開を加速させ,ボーダーレス社会,地球化社会の現出をみるものと認識をいたしているような次第でございます。

 

 私は,このような新たなる世紀におきましても,京都が都市としてのアイデンティティーを力強く確立し,世界に誇る光り輝くまちとして飛躍する礎を築くため,「もっと元気に・京都アクションプラン」を策定し,着実な推進に向け,全力を傾けているところでございます。

 

 本年はご案内のとおり,6月3日には地下鉄烏丸線が国際会館まで延伸,開通し,7月12日には京都の新しい玄関口となる新京都駅の開業,さらに10月4日には御池地下街「ゼスト御池」のオープン,10月12日には京都の新しい大動脈となる地下鉄東西線が開業する運びとなるとともに,8月には全国高校総体(インターハイ)に延べ60万人の皆さんが京都にお見えいただきます。12月には世界が注目する地球温暖化防止京都会議が開催されるなど,京都市がこれまで心血を注いで取り組んでまいりました都市基盤整備事業が華やかに開花するとともに,京都を世界に向け大きくアピールできる飛躍の年である,このように考えております。そして,来年は,京都として記念すべき「自治100周年」を迎えることとなり,市民の皆さまはもとより,市政に携わる私どもにとりましても大変大きな節目を迎えることとなります。

 

 このような中で当懇談会は,「もっと元気に・京都アクションプラン」の京都市役所の元気策の一つとして掲げております新市庁舎建設のための基本構想を策定していくために,委員の皆さまから忌憚のないご意見をお伺いいたしたく設置したものでございます。

 

 当懇談会では,21世紀における「世界文化自由都市・京都」にふさわしいシンボル性と存在感を備え,何よりも市民の皆さまに親しまれ,愛される市庁舎,そして,それは多くの市民の皆さまの安全を期する防災拠点となるべき市庁舎,高度情報化機能を備えた市庁舎や,議事堂のあるべき姿などにつきまして,大所高所からご論議をいただきますようお願い申し上げたいと存じております。

 

 私といたしましては,ご論議いただきました内容につきましては,市会での審議とあわせまして,これを貴重な判断材料としながら,新庁舎建設基本構想の策定に向け,取り組んでまいりたいと考えております。

 

 委員の皆さま方には,格別のご協力を重ねてお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。

 

 

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お問い合わせ先

京都市 行財政局総務部庁舎管理課

電話:075-222-3046

ファックス:075-213-4587

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