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第7回京都市新庁舎整備懇談会開催状況

ページ番号2692

2010年4月20日

 

日 時:平成10年3月24日(火)   
午後1時30分~午後3時30分                                                             場 所:ルビノ京都堀川

 

懇談会風景

懇談会風景
懇談会出席者の状況
議事次第
  • 開会


 会議の冒頭,座長から懇談会の終了についての提案があり,今回の懇談会を最終とすることで委員の了承を得た。

  • 懇談会報告書(案)の説明(座長)


 座長から懇談会報告書(案)が提示され,報告書の中核をなす「提言と付帯意見」や「結び」について,以下のとおり説明がなされた。
(1) 提言について
 新庁舎建設に係る基本的事項について,これまでの懇談会での意見を提言という形で7項目にまとめた。

 

提言1
 市庁舎は,執務空間の狭隘性,安全防災上の問題など市民サービスに支障をきたす現状の解決と,情報化社会の流れに適合させるために,速やかな建て替えが必要である。(緊急性)

 

提言2
 新庁舎は,市民生活及び京都市の未来像を体現したものでなければならないが,同時に現在私達がおかれている現実に立脚した計画とする。(計画の理念)

 

提言3
 新庁舎の建設は,行政システム全体を見直し,再構築することである。このためには,ハード面と同時にソフト面の検討を速やかに進める必要がある。(計画の進め方)

 

提言4
 新庁舎の整備は,まず,現在地で進めることを基本とする。同時に京都市の北部と南部を一体化する構想のもとに,市南部地域の整備を進め,京都市の発展に応じて,市庁舎の段階的な南部移転を考慮する。(新庁舎の立地)

 

提言5
 新庁舎の規模については,現状の課題の解決に基本を置くと同時に,行財政改革を踏まえた検討が必要である。(規模の検討)

 

提言6
 議会は市民の目に触れやすい透明性の高い施設とする。(市民に開かれた議会)

 

提言7
 現在の本庁舎は防災性能の向上を図り,再生利用する。(本庁舎は再生利用)

 

(2) 付帯意見について
 賛成意見や反対意見も含め,「提言」に関連する意見を記載した。

 

(3) 結びについて
 座長の言葉として,懇談会のまとめを記載した。

  • これからの市庁舎は,行政の中心であると同時に市民生活の中心としての構造を持つことが必要であり,防災拠点となるとともに,市民生活の拠り所となる「市民ホール」的庁舎をつくることが重要である。
  • 提言では,新庁舎の整備は,まず,現在地で進めるとしたが,将来的には現在地は伝統・文化を中心とした都心再生の核とし,南部は庁舎機能を計画的に移転させ,経済・文化が集積した地域発展の核を創造する必要があり,今後,グランドビジョンの中での検討が必要である。
  • 意見交換

 

「提言」や「結び」について賛否両論様々な意見が出されたが,特に新庁舎の立地に関して,懇談会として意見をまとめるべきとの意見があった一方,新庁舎の現在地立地を支持する意見と南部移転を支持する意見の両論併記とするべきとの意見が出されるなど,活発に論議された。なお,最終的な報告書のとりまとめは,座長,副座長に一任されることとなった。

 

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お問い合わせ先

京都市 行財政局総務部庁舎管理課

電話:075-222-3046

ファックス:075-213-4587

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