京都市新庁舎整備懇談会(市庁舎整備事業の経過)
ページ番号2394
2010年4月20日
1 なぜ懇談会を開催することになったの(市庁舎整備事業の経過)
[市庁舎の現状と新庁舎建設の必要性]
現在の京都市庁舎は,昭和2年に本庁舎東館が建設されたのを初め,昭和6年に本庁舎西館と西庁舎が建設され,その後,北庁舎の増築等を経て現在の姿になっていますが,各庁舎とも狭隘で老朽化が激しいなど様々な問題を抱えております。
このため,民間ビルの借り上げによる執務室の確保や,漏水,外壁補修等の日常の維持管理に努めるなど,その対策を講じていますが,庁舎の抜本的な整備が必要な状況となっています。
[市庁舎整備事業の取組経過]
このような状況を踏まえ,平成2年度から「市庁舎整備基金」の積立を行うとともに,平成4年度は庁内組織である「市庁舎整備検討委員会」による新庁舎の検討などの取り組みを行ってきましたが,さらに,平成8年
12月に策定した,「もっと元気に・京都アクションプラン」において,市庁舎整備事業を市役所の元気策の一つとして位置付け,「市民に開かれ,親しまれる,21世紀の京都市政の中核施設として,また,防災拠点ともなる新庁舎の建設に向けた取り組み」を推進することとしました。
[懇談会設置理由]
新庁舎整備懇談会は,「アクションプラン」に掲げた新庁舎建設のための基本構想策定に向け,新庁舎建設に係る基本的事項(機能,規模,建設場所等)について,各界の識見を有する方々から幅広い意見を伺うため設置したものです。
今後,懇談会での意見や広く市民の方々の意見も伺うなかで,単に庁舎の老朽等の解消のためだけでなく,市民の方々に開かれた交流の場の創出や,防災機能,高度情報化社会に対応できる機能など,これからの市役所に求められる機能を備えた新庁舎の建設を目指し事業を推進していく予定です。
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