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第1回京都市新庁舎整備懇談会意見交換要旨

ページ番号2845

2010年4月20日

  • 懇談会の運営に関して

 

青木委員

  • 懇談会のとりまとめの所管を明確にするべき。

今枝委員

  • 他都市において,庁舎を移転した当時は批判されたが,今は,すばらしい事業であったと評価されている例がある。他にもそういう事例がないか調査してはどうか。

内井座長

  • 懇談会は形式にとらわれず,自由で活発な議論を行える場としたい。

坂口委員

  • 職員を初め,市民,身体障害者,まちづくりの専門家,若者等,広く意見を聞く必要がある。また,市庁舎は職員の労働の場でもあるため,事務局からも議論に参加してもよいのではないか。

高橋委員

  • 新たな世紀を目前に控えて,若い世代の意見も新庁舎計画に反映させる必要がある。

山中委員

  • 可能な限り様々な団体の方や京都に思いを持っている各層の方々にも,意見を聞く工夫をしていくべきである。

リム副座長

  • 懇談会の議論が市民にリアルタイムで伝わるような方法を考ていくべきである。
  • 市庁舎は職員の労働の場でもあるため,事務局からも議論に参加しても良いのではないか。

 

  • 建て替えに関して

 

片山委員

  • 市役所の執務環境は劣悪であり,根本的に考える必要がある。施設等のハード面での整備の議論は当然として,行政サービスの向上を図るなど,ソフト面での議論も同時に行う必要がある。

坂口委員

  • 新庁舎を建設するには,財源の確保が一番の問題であり,慎重な見極めが必要であるが,そのためには京都市の財政状況について,共通の見通しが持てるよう,判断できる材料が必要である。

山中委員

  • 新庁舎計画の議論や具体化にあたって,市民が納得できる財政再建を伴うことが必要である。
  • 総合設計制度,特定街区制度という規制緩和の問題や景観問題について議論していきたたい。

 

  • 市庁舎の在り方(理念,機能)に関して

 

青山委員

  • 都市のなかでの市庁舎の在り方を求めていきたい。
  • 京都市民だけでなく,世界中から京都を訪れる人に対する機能を有した市庁舎につい て言及したい。

池田委員

  • 先の阪神・淡路大震災の時,神戸市役所が市民の頼りとなる避難場所になったように京都市においても市役所は防災拠点としての機能を有する必要がある。

鈴木委員

  • 市民が利用しやすい市役所のあり方を考えていきたい。

髙木委員

  • 市役所を建て替えるなら,できるだけ多くの方々が出入りできる交流の場となる庁舎を建設するべきである。 高橋委員 ・市役所は市民の最大の財産としての位置付けをして,市民はもとより世界に誇れるも のとするべきである。
  • これからの時代は官主導ではなく,民間主導で官民一体となって,エネルギーを注い でいくべきである。

竹内委員

  • 現在の市役所は環境劣悪である。
  • 新庁舎建設にあたっては,ハードの問題だけでなく,中身のソフトの問題も並行して議論するべきであり,できれば京都市を行財政改革のモデル都市とするぐらいのことを考えてはどうか。

谷口委員

  • 市庁舎は市民がくつろげ,憩えるコミュニティーホールとしての役割を果たすべき。
  • また,市庁舎は執務環境の向上をめざすと共に国際都市「京都」の顔となるべきである。

中村委員

  • 市役所は市民が憩えるコミュニティホールとしての役割を持つなど,市民のためのものであるとともに,ヨーロッパのラートハウスのように市の迎賓館としての機能も有するなど,世界中から京都を訪れる人に対しても必要な機能を有した,世界に誇れる庁舎とするべきである。

山田委員

  • 地域の発展というのは経済と文化の両方を発展させるべきであり,市役所はその舵取 りとしての役割を担うのではないか,この観点から議論していきたい。
  • 市役所は市民のためのものであるとともに,日本だけでなく世界に誇れるものである べきで,そういう市役所をつくって欲しい。

リム副座長

  • 市役所の建て替え問題は,これからの京都の開発と保存が対立矛盾の関係ではなく, 相互に両立し得る問題であるということを実証してみせるモデルケースである。

 

  • 新庁舎の立地に関して

 

今枝委員

  • 新庁舎の面積や高さ等,建て替えに関する検討だけでなく,京都市をどのように変えていくのかという視点に立ち,今後の京都市の開発(南部:開発,北部:保全)と関連した検討を行っていきたい。その場合,民間の力をどのように引っ張り出すのかを考える必要がある。

川原委員

  • 京都市でまとまった空地は南部にしか見当たらないほか,京都市より南部で行われている学研都市や関西国際空港,リニアモーターカー等の整備を活用する意味からも,新庁舎は南部に立地することが望ましい。
  • 新庁舎の建設に当たっては,現状の財政にとらわれるのではなく,新庁舎の建設に伴う効果も考えるべきであり,京都市100年の大計として積極的に考えるべきである。

土岐委員

  • 地震に対するまちや施設の安全という観点から,市役所の建設位置や機能を考えたい。

平井委員

  • 市役所の建て替えに当たっては,京都市全体を捉えたまちづくりと一体にして考えるべきであり,新しいまちづくりは経済の活性化につながり,豊かな京都を実現することが可能になると思われる。

平林委員

  • 新庁舎を考えるには,京都の経済の活性化の視点を加えて考えたい。市庁舎の移転により経済効果が大きくなるし,人心の一新により職員のモラールの向上も期待できる。
  • これからのまちづくりを行っていくうえで,京都は新しい地場産業をつくっていく必要がある。そのためには,観光によって都市の経済を活性化させることを考えるべきであり,市庁舎を移転してその跡に世界から人々が訪れるような博物館を経済活性化のためにつくるということも考えられる。

福富委員

  • 市役所はみんなが集まれる場所とするべきであり,地下鉄東西線も開通するなど交通の便利な現在の場所を工夫して,だれもが訪れることのできる市庁舎にして欲しい。

古川委員

  • 市役所の立地については,全員一致の決定は不可能である。論議を一つにまとめようとこだわる必要はない。市役所は市民のものであることを第一に考えるべきであり,立地についても市民投票など,市民の合意を得て決定されるべきである。

堀場委員

  • 市役所は,京都を活性化するために非常に大きな起爆剤になると思う。
  • 現状の市役所の位置は,市役所だけの機能を考えるとこの場所が良いと思うが,新庁舎の建設は今後の南部の開発も含めた京都市全体のグランドビジョンがあるなら,その中で考える必要がある。
  • サテライト方式の導入による市役所機能の分散化もあり得るのではないか。この際には,メイン施設は起爆剤になるような所に持っていくという考え方はできないか。

山田委員

  • 新庁舎は将来に残る立派なものとし,それにふさわしい立地を検討するべきである。

 

 

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京都市 行財政局総務部庁舎管理課

電話:075-222-3046

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