H30.2.11 阿含宗星まつり消防警備
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2023年8月18日
阿含宗星まつり消防警備
山科消防団では,建国記念日に北花山で行われた阿含宗の星まつりに伴う消防警備を,山科消防署と合同で実施しました。

星まつりでは,山の中に設けられた護摩壇を取り囲むように多くの人々が集まります。会場に至る山道は舗装されていますが,傾斜路で高齢者も多いため,転倒負傷したり急病人が出るおそれもあります。
また,山中で大規模な護摩焚きはもちろんのこと,花火の打ち上げや,露店での火気使用にも警戒が必要です。
祭礼に伴う事故を未然に防ぎ,万が一事故が発生したときは迅速に対応し,大災害に至らせないことが消防警備の目的です。
消防警備の様子
消防警備の主力は,地元である陵ヶ岡消防分団と鏡山消防分団です。
護摩焚きの点火直前,消防団員は,背負い式消火水のうを背負い,傷病者の発生に備えて,AED(自動体外式除細動器)と救急箱を持ち,会場内各所に分散して警備配置に就きます。
陵ヶ岡消防分団


鏡山消防分団

護摩焚きの様子
一連の宗教儀式ののち,10時48分,西側の山から一斉に花火が上がり,会場中央の2基の護摩壇に火が入りました。
杉の枝葉で覆われた護摩壇に,最初は控えめに上がった白い煙が徐々に色を濃くしていきます。濃煙が会場を埋め尽くした刹那,煙の中から炎が立ち上がり,一気に燃え上がりました。

護摩壇の炎から,強烈な輻射熱が読経の声とともに会場全体に広がります。護摩壇の周りでは,山伏たちが巨大な柄杓で水を掛け火勢を制御する一方で,護摩木を炎の中に投げ込みます。

今年は前日に雨が降り,当日も風が弱く火の粉の飛散も少なかったので,消防団員が周囲の山で火を消さなければならないような事態には至りませんでした。救急事故も9時ごろに1件あっただけです。
午後3時半ごろ,護摩壇の火も収まり,事故の発生の可能性がなくなったことを確認し,消防警備は無事終了しました。

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