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ケアラー支援に関する京都市の取組について

ページ番号340927

2025年6月17日

ケアラー支援の推進について

目次(※クリックすると項目に飛びます)

京都市ケアラーに対する支援の推進に関する条例の制定について

 ケアラーを社会全体で支え、全てのケアラーが健康で文化的な生活を営み、自己実現を図ることができる社会の実現を目指すため、令和6年11月に「京都市ケアラーに対する支援の推進に関する条例」が、京都市会議員全員による共同提案のうえ全会一致で可決・制定されました(11月11日の「介護の日」に合わせて施行)。

 京都市では、条例の制定を契機として、社会全体におけるケアラー支援に関する機運醸成を図り、支援を必要とするケアラーの早期把握と適切な支援につながる取組を推進していきます。

京都市ケアラーに対する支援の推進に関する条例

条例の周知リーフレット

条例制定の取組(京都市会のホームページ)


ケアラーとは

 ケアラーとは、高齢、身体上又は精神上の障害、疾病、使用する言語等により援助を必要とする家族や友人、身近な人を無償でケアする人のことをいいます(条例第2条)。

 ケアの要因や範囲は様々であり、ケアラーの属性も多様化し、それに対する社会的認識も変化しています。ヤングケアラー、若者ケアラー、仕事をしながらケアを担うワーキングケアラー、ケアと子育てを同時に担うダブルケアラー、高齢のケアラーなど、それぞれが深刻なケアの課題に直面しています。

 ケアは人生の中で誰もが携わり得るものであり、社会を支える不可欠な営みです。京都市では、社会全体でケアラーを支える社会の実現のため、ケアラー支援の一層の推進に取り組んでいきます。

ケアラー支援を推進します

ケアラー支援推進プロジェクトチーム

 条例第11条では、「本市は、この条例の推進に当たっては、局区等が横断的に連携すること」とされています。多様化するケアラーの諸課題に対して的確に対応した支援策を企画、立案するための全庁横断的な組織として、令和7年4月1日付で「ケアラー支援推進プロジェクトチーム」を設置しました。今後プロジェクトチームにおいて、ケアラー支援に関する計画の策定や、ケアラーの早期把握や相談支援の仕組みづくり、日本語を母国としない世帯への情報提供等、負担軽減策の検討を進めていきます。

第1回「ケアラー支援推進プロジェクトチーム」会議(令和7年4月30日開催)

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福祉のまちづくり推進室

 ケアラーをはじめ、ひきこもりや孤独・孤立、経済的困窮等の複合的な福祉課題を抱える方に対して、多機関協働による重層的支援を推進するため、新たな組織「福祉のまちづくり推進室」を設置しました。

 新組織では、ケアラー支援を総合的に指揮、コーディネートできるよう、ケアラー支援に関係する各担当部署と連携し、一元的・一体的な連携支援体制を確保したうえで、条例の推進に係る全庁レベルでの取組や、市民ぐるみでケアラーを支える枠組みづくり等を検討、実施していきます。

ケアラー支援に関する相談先

相談先がわからないとき

 ケアラーの方が抱えるお悩みは様々です。ケアラーの方の中には、ご自身やご家族に支援が必要であることや、支援を受けられることを知らない/気づいていない方もいらっしゃいます。

 ケアをしている相手の方だけでなく、ケアラーご自身やご家族について、お悩みや不安がある場合、気になることがある場合など、気軽に相談してみてください。どのような支援があるのか知りたい、相談先がわからない場合は、まずは以下の窓口までご連絡ください

どんな支援があるのか知りたい、相談先がわからないときの連絡先
ケアをしている相手の方や
ケアラーの方の状況等
相談先の名称電話番号・詳細など
(リンク先をご覧ください)
 高齢により
 援助を必要とする場合
 (1) 健康長寿推進課(保健福祉センター)
 (2) 高齢サポート(地域包括支援センター)
 (1) 保健福祉センター一覧(※1)
 (2) 高齢サポート一覧
 障害により
 援助を必要とする場合
 (1) 障害保健福祉課(保健福祉センター)
 (2) 障害者地域生活支援センター
 (3) 障害に関わる子どもの教育 電話相談
 (4) 育支援センター
 (京都市総合育成支援教育相談センター)
 (1) 保健福祉センター一覧(※2)
 (2) 障害者地域生活支援センター一覧
  (リンク先「(2)その他に関するもの」
 「5.障害者地域生活支援センター」
 をご覧ください。)
 (3) 075-254-1155(詳細はこちら
 (4) 育支援センター一覧
 使用する言語により
 援助を必要とする場合
 (1) 京都市外国籍市民総合相談窓口
  (kokoka京都市国際交流会館内)
 (1) 075-752-3511(詳細はこちら
 支援が必要な
 ヤングケアラー、若者ケアラー
 に関すること
 (1) 子どもはぐくみ室(保健福祉センター)
 (2) 京都市子ども・若者総合相談窓口
 (3) 京都府ヤングケアラー総合支援センター
 (1) 保健福祉センター一覧(※3)
 (2) 075-708-5440(詳細はこちら
 (3) 075-662-2840
  (詳細はこちら外部サイトへリンクします
 上記のいずれにも
 当てはまらないと思われる場合
 (1) 福祉のまちづくり推進室
  (企画・ケアラー支援推進担当)
 (1) 075-222-3527

<お住まいの区役所・支所保健福祉センターの相談窓口について>

  • ※1 介護保険に関することは「高齢介護保険担当」、それ以外の高齢福祉サービスに関することは「健康長寿推進担当」または「地域支援担当」に御連絡ください。
  • ※2 「障害難病支援担当」に御連絡ください。
  • ※3 「子育て相談担当」に御連絡ください(子どもはぐくみ室では、18歳までの子どもに関する相談に対応しています。)。

お悩み・お困りごと等の内容に応じた相談窓口・支援情報

ケアの相手が高齢により援助を必要とする場合

高齢サポート(地域包括支援センター)

 地域で暮らす高齢者の皆様を、介護、福祉、健康、医療の面から総合的に支援するために京都市が市内61か所で委託運営している公的な相談窓口です。保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーなどの専門職員が、各専門分野の視点から連携し、一体的に皆様を支援します。

 【開所日・開所時間:月曜日~金曜日・午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)】

その他 高齢者の方の相談に関すること

 京都市情報館の以下のページにまとめていますので、ご覧ください。

ケアの相手が障害により援助を必要とする場合

障害者地域生活支援センター

 身体障害・知的障害・精神障害のある方、難病患者等の方が、『自分が暮らしたい場所で、自分らしい生活』が実現できるよう、地域の関係機関と連携しながら、障害のある方やその家族等の相談や支援を行います。

 【開所日・開所時間:月曜日~金曜日・午前11時~午後7時(祝日・年末年始を除く)】

 ※各センターの連絡先は、「障害福祉施策情報 - 相談等の窓口」をご参照ください。

こころの健康増進センター

 市民のこころの健康の保持増進や、精神疾患の予防、適切な精神医療の推進、精神障害のある方の自立と社会参加の促進のため、様々な相談を行っています。

 【開所日・開所時間:月曜日~金曜日・午前8時30分~午後5時(祝日・年末年始を除く)】

障害にかかわる子どもの教育 電話相

 長年障害のある子どもの教育に携わった経験豊富な相談員が、お子さんについてのお悩みや心配ごとをお聞かせいただき、アドバイスや情報提供、適切な支援機関の紹介等を行います。

【電話番号:075-254-1155】

【開所日・開所時間:月曜日~金曜日(水曜日・祝日・年末年始・夏季学校統一閉鎖日を除く)、午前10時~午後5時(正午~午後1時を除く)】

育支援センター(京都市総合育成支援教育相談センター)

 京都市にお住まいで子どもの発達について様々な悩みをお持ちの保護者や教育・福祉関係者の方を対象に子どもの就学や支援方法等の相談に応じます。

【開所日・開所時間:月曜日~金曜日(祝日、年末年始、お盆前後は除く)、午前9時30分~午後4時30分】

その他 障害のある方の相談に関すること

 京都市情報館の以下のページにまとめていますので、ご覧ください。

ケアの相手が使用する言語により援助を必要とする場合

京都市外国籍市民総合相談窓口(kokoka京都市国際交流会館内)

(Inquiry Counter for Foreign Citizens in Kyoto City)

 区役所などの行政窓口や保育園などの京都市の関係機関で言葉が通じないときや、行政サービスの利用や手続きをどこですればよいかわからないときなど、暮らしの困りごとに多言語で対応しています。

(Our multilingual service can help your Kyoto Life!)

 【開所日・開所時間:火曜日~日曜日・午前9時~午後9時(年末年始を除く)】

その他 困ったときに相談できる場所

 公益財団法人京都国際交流協会のホームページにまとめられていますので、ご覧ください。

ヤングケアラー・若者ケアラーに関すること

以下の機関をはじめ、関係部署が連携して支援を行います。

区役所・支所保健福祉センター子どもはぐくみ室

 18歳までの子どもや子育てに関する相談支援、子育て支援サービスの紹介・手続きなどを行っています。

 (下記「区役所・支所保健福祉センター」をご参照ください。)

京都市子ども・若者総合相談窓口

 仕事や学校等で、様々な悩みや困難を有する子ども・若者(39歳まで)やご家族からの相談に応じます。

 【電話番号:075-708-5440】

 【受付時間:月~土曜日・午前10時~午後8時/日曜日及び祝日・午前10時~午後5時(水曜日・年末年始を除く)】

京都府ヤングケアラー総合支援センター

 ヤングケアラー・若者ケアラーに関する総合相談窓口です。

 【電話番号:075-662-2840】

 【開所日・開所時間:月曜日~土曜日・午前10時~午後6時(祝日・年末年始を除く)】

その他 ヤングケアラー・若者ケアラーに関すること

 京都市情報館の以下のページにまとめていますので、ご覧ください。

ワーキングケアラー(仕事をしながらケアを担う方)に関すること

多様な担い手活躍プラットフォーム事業(キャリアジム京都)

 京都市では、「多様な担い手就労支援コーナー」を令和7年度から新たに開設し、京都での就職を希望する方々と地域企業をつなぐ取組を進めています。家族のケアをしながら働きたい、仕事と介護の両立に悩んでいる、自身のキャリアに悩んでいる、など一人ひとりの状況に合わせた就労支援を行っています。

 【電話番号:075-366-5009】

 【受付日・受付時間:火曜日~土曜日・午前9時~午後7時(祝日・12月28日~1月4日を除く)】

  • キャリアジム京都外部サイトへリンクします

    対面相談のほか、朝6時~深夜1時まで、御都合に合わせた相談(電話相談、チャット相談、テレビ電話相談)も行っています(事前予約制)。

上記以外の相談先

区役所・支所保健福祉センター

 市内の全区役所・支所において、便利で分かりやすく、総合的かつ専門的な窓口として「保健福祉センター」を設置しています。区役所・支所保健福祉センターでは、関係部署や支援関係機関等の支援者が分野横断的に連携して、皆様のお悩み等を「みんなでキャッチ」し、一緒に・重なり・協働する「チームによる支援」を、組織的に推進しています。

 【開所日・開所時間:月曜日~金曜日・午前9時~午後5時(祝日・年末年始を除く)】

福祉のまちづくり推進室

 相談先がわからない場合や上記以外のケアラー支援に関する相談については、福祉のまちづくり推進室(企画・ケアラー支援推進担当)にご連絡ください。

 【電話番号:075-222-3527】

 【開所日・開所時間:月曜日~金曜日・午前8時45分~午後5時30分(祝日・年末年始を除く)】

福祉のお悩み・お困りサポートリンク集

 さまざまな福祉のお悩みやお困りごとに対応する相談先などのリンク集です。

 「生活に関する不安や課題を抱えているけれど、どこへ相談したらよいかわからない」といった方や、支援関係者の方で「相談を受けたものの、どこへ案内すればよいかわからない」場合など、ぜひご利用・ご活用ください。

京都市版お悩みハンドブック

 スマートフォン等でチャットボットによりいくつかの質問に答えることで、24時間いつでも困りごとに応じた支援制度や窓口を案内しています(上記「福祉のお悩み・お困りサポートリンク集」からも利用いただけます。)。

スマートフォン等からお気軽にご利用ください。

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お問い合わせ先

京都市 保健福祉局福祉のまちづくり推進室企画・ケアラー支援推進担当

電話:075-222-3527

ファックス:075-256-4652

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