令和4年度「京都市長と京都府知事との懇談会」概要
ページ番号340876
2025年5月1日
1 日時
令和4年8月30日火曜日 午前10時から午前11時30分まで
2 会場
京都市役所本庁舎 正庁の間
3 出席者
京都市:門川大作市長、岡田憲和副市長、下間健之総合企画局長
京都府:西脇隆俊知事、山下晃正副知事、岡本孝樹政策企画部長
4 概要
懇談冒頭、市長から、府市協調の基本姿勢について発言。これまでの成果を踏まえ、更なる府市協調、市民・府民サービスの向上と、効率的な行政運営を徹底して追求していくこと、今後も府市一体となって新型コロナ対策を進めていくことに言及。
あわせて、地下鉄・市バスへの財政支援を府に要望するとともに、消防ヘリの運用や特別支援学校に係る負担のあり方についての今後の協議を府へ呼び掛け。
知事から、二重行政の排除による行政の簡素化・効率化や、オール京都による京都経済センターの開設、文化庁の京都移転などの成果を紹介。府市一体でのコロナ対策については、引き続き協力して進めていくことに言及。
また、コロナの長期化、原油高、物価高など先が見通せない時期にこそ、より府市が協調すること、この府市懇談会の成果を策定中の新しい総合計画に盛り込んでいくことに言及。
<あらゆる世代がすこやかに暮らせるあたたかい京都づくり>
・子育て支援医療助成制度について、9月に本市をはじめ府下市町村や関係者であり方検討会を設置し、早期の制度拡充に向けて、検討を開始することを確認。
・重度心身障害児(者)医療助成制度について、精神障害者への対象拡大の実現に向けて、ワーキンググループを設置し、検討を開始することを確認。市長から早期実現を要請。
<夢と希望が実現できる、未来に向けて持続可能な京都づくり>
・オール京都で文化庁京都移転プラットフォームを中心に移転の機運を醸成するとともに、発信力の強化や政策の融合など、文化の創造と発信に取り組むことを確認。
・市長から、京の食文化の発展と食の京都PRのため、市が整備を進めている中央卸売市場新水産棟見学エリアの活用や運営に関する府の参画・支援を要請。あわせて、新青果棟整備への支援も要請。知事からは、「食の京都」という観点からの関与の可能性も含めて検討・協議していくことを回答。
・大阪・関西万博に向けて、令和4年度に府が設置する検討会に京都市が参画し、連携して取り組むことを合意。また、大山崎町のアート&テクノロジー・ヴィレッジと京都芸大等の連携を含めオール京都での取組を検討していくことを確認。あわせて、知事から、パビリオンの運用等について府市で相談していくことを要請。市長から、府域全体の自治体も含めて相談していく形が良いと回答。
・脱炭素社会の実現について、事業者の省エネ・再エネの促進のため、制度案内窓口の一本化など、府市協調で取り組むことを確認。あわせて、市長から、市において実施する中規模事業者のエネルギー消費量等報告書制度を府でも導入することを提案。知事から、報告制度の効果も踏まえ、連携の形を検討することを回答。
議事録
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お問い合わせ先
京都市 総合企画局市長公室政策企画調整担当
電話:075-222-3035
ファックス:075-213-1066