令和5年度「京都市長と京都府知事との懇談会」概要
ページ番号340875
2025年5月1日
1 日時
令和5年8月30日水曜日 午後1時30分から午後3時まで
2 会場
京都府公館 レセプションホール
3 出席者
京都市:門川大作市長、岡田憲和副市長、吉田良比呂副市長、坂越健一副市長、結城実照総合企画局長
京都府:西脇隆俊知事、山下晃正副知事、古川博規副知事、鈴木貴典副知事、岡本孝樹総合政策環境部長
4 概要
懇談冒頭、知事から、府市懇談会が果たす役割の重要性に言及。
また、新型コロナウイルスへの対応において、これまで築き上げてきた府市協調の効果が発揮されたことなどの成果を紹介するとともに、引き続き、府市の連携により、府域の強みを市域に、市域の強みを府域に波及させていくことに言及。
市長から、府市協調の基本姿勢について言及するとともに、府市協調、オール京都の取組による成果を紹介。
あわせて、地域公共交通の混雑対策について言及し、市営地下鉄・市バスへの財政支援を要望するとともに、スポーツ施設整備の企画構想段階からの協議を呼び掛け。
(1)文化庁移転を契機とした「古典の日」の取組の充実
<「古典の日」にあわせた古典の学びの推進(古典文学、地域文化、茶道・華道等)>
・小中高等学校などで、子どもたちが文学・茶道・華道・香道など「古典」をより身近に感じられる取組を推進していくことを確認。
・「古典の日」の全国での認知度向上の取組を国へ要望していくことを確認。
(2)大阪・関西万博に向けた府市連携の取組の更なる充実
<万博を契機とした来京者の周遊・分散の促進>
・「もうひとつの京都」と「とっておきの京都」の更なる連携や京都観光モラルの府域全体での普及促進に取り組んでいくことを確認。
・知事から、「旬の京野菜提供店」の取組について、府内産食材のPR強化など、京都市の協力を依頼。市長から、オール京都で構成する「文化庁連携プラットフォーム」などでの議論を通じて、京の食文化の魅力発信に連携して取り組んでいくことを回答。
・市長から、今後整備を進めていく京都市中央市場新青果棟への支援を要望。知事から、京都産の農林水産物の振興という京都府の政策目的の範囲内で支援していくことを回答。
<安心・安全な河川空間づくりと一体となった鴨川の魅力向上に向けたまちづくり>
・鴨川の魅力を活かしたまちづくりについて、まずは三条~四条間で周辺住民も含めて、府市、公民連携による組織を設置し、夜間景観の社会実験などに取り組んでいくことを確認。
(3)誰もが安心して暮らせる京都に向けた安心・安全のまちづくり
<若者・子育て世代が住みやすいまちづくり>
・洛西地域における公営住宅への子育て世帯の入居促進に府市協調・民間連携により取り組んでいくことを確認。
・市長から、子ども医療費支給制度の中学生までの更なる拡充を提案。知事から、思いを受け止めたうえで、令和5年9月からの拡充の状況を見ながら検討したいと回答。
・市長から、京都市創造都市圏環状ネットワーク構想について、引き続き、研究・意見交換していくことを提案。
<消防力の充実・強化(府域の消防航空体制のあり方検討)>
・府域全体の消防力の充実・強化に向けて、府内の消防航空体制のあり方や近隣府県との連携について検討を進めていくことを確認するとともに、市長から、京都府の適切な経費負担を要望。議事録
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お問い合わせ先
京都市 総合企画局市長公室政策企画調整担当
電話:075-222-3035
ファックス:075-213-1066