上京消防団 小型動力ポンプを使用した放水訓練を実施!!
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2022年3月16日
鴨川河川敷での放水訓練
京都市消防局では,阪神・淡路大震災をきっかけに市内の全消防団に小型動力ポンプが配置されました。
日頃の火災現場での消防団の活動は,主に警戒区域(これ以上近付くと危険な場所)の設定や通行人の誘導,火災鎮火後の警戒等を行いますが,大規模震災が発生し,火災が多発した場合は,配置された小型動力ポンプを駆使し,消火活動を実施します。
小型動力ポンプは市内に流れる河川や,学校のプール等から水を吸い上げ,勢いよく放水することができ,少人数で持ち運びが可能なため,大規模震災で家屋等が倒壊し,消防車両が進めない場所での火災でも,水源があれば,放水することができます。(小型動力ポンプの重さは100kg弱,大きさは一般的なベビーカーくらいです。)
上京消防団では,いつ発生してもおかしくない大規模震災に備え,京都府での緊急事態宣言が解除された後の令和3年7月18日,小型動力ポンプを使用し,鴨川の河川敷で放水訓練を実施しました。
火災が発生している想定のもと,小型動力ポンプで河川から水を吸い上げ,ホースを延ばして放水するという訓練でしたが,猛暑の中,ホースを担いで走る姿は頼もしさにあふれ,自分達の地域は上京消防団が守る!という姿勢が強く感じられた素晴らしい訓練となりました。

訓練前の集合の様子

訓練開始前の様子

鴨川に向けて放水中

2分団ごと放水中(コロナ対策)
お問い合わせ先
京都市 消防局上京消防署
電話:075-431-1371
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