地下タンク貯蔵所の定期点検等を実施しました
ページ番号285286
2022年3月16日
地下タンク貯蔵所の定期点検等を実施しました

上京消防署では,危険物安全週間(令和3年6月6日から同年6月12日まで)を控えた6月4日(金曜日),敷地内に設置の危険物施設(地下タンク貯蔵所・軽油3,000L)の定期点検及び自家発電設備の仕様,使用法等の研修を実施しました。
点検は点検表に従って,上部スラブ(タンク上部に係る荷重からタンク自体を保護する),通気管(可燃性蒸気を火災予防上安全に排出する),漏えい検知管(タンクや配管からの漏えいを検知する),遠方注入口(タンクローリーで移送してきた軽油をタンクに注入する)等について順次実施していきました。ガソリンレベルやウォーターレベル等の危険物事故対応セットを活用し,目視にて危険物等の漏えいの有無を確認することで実践的な研修内容となりました。
自家発電設備では,1時間当たりに使用する軽油の量を再確認するとともに,大規模災害時において停電した場合,自家発電設備でどのくらいの電力が供給できるのかを再確認しました。
危険物に関わる火災や流出事故などの災害は,人命や財産の被害ばかりではなく,環境汚染にも多大な悪影響を及ぼします。 上京消防署は職員研修を通じて,危険物の危険性,特性等を確認し,危険物災害に対して万全を期しております。
研修の様子

お問い合わせ先
京都市 消防局上京消防署
電話:075-431-1371
ファックス:075-414-1999