10月24日(金曜日)~25日(土曜日)に、北区制70周年記念「はじめての コンポストづくり」講座」を開催しました
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2025年10月24日
令和7年は区制70周年の年。この節目の年に、北区では、区民の皆様、各種団体の皆様と連携・協力して、70周年を祝い、より一層、活気あるまちづくりを進めていくための契機となるよう、様々な記念事業を実施しています。
その一つとして、北山や賀茂川をはじめとする豊かな自然に恵まれた北区の美しい環境を後世に伝えるため、また、区民一人一人の環境意識を高め、ごみ減量、地球環境保全につなげるため、「生ごみ」を「資源」に変えて環境に良いことを楽しく始めるきっかけづくりとなるよう、「はじめてのコンポストづくり」講座を開催しました。
この講座は、3回の実施を予定しており、合計60名の定員としていましたが、100名近い方々からお申込みを頂きました。私たちが考える以上の、区民の皆さんの関心の高さを実感しましたが、会場の都合もあり、皆様に受講していただくことはかなわず、ご参加いただけなかった皆様には、大変申し訳ありませんでした。
さて、講座では、講師である京都市ごみ減量推進会議事務局の藤田様から、循環型社会の実現に向けて、生ごみを資源化するコンポストづくりがごみ減量につながるのはもちろん、生ごみが溜まるストレスの軽減にもつながる、との説明がありました。
その後、家庭で無理なく取り組める方法の一つとして、段ボールを活用したコンポストの作り方をご紹介いただきました。今回は、上賀茂神社の「落ち葉堆肥」と、藤田様ご自身がご家庭から持ってきてくださった生ごみを使って、目の前でデモンストレーションしながら、ご家庭でも続けやすく、失敗しにくくなるような「ちょっとしたコツ」を分かりやすく教えてくださり、受講された皆さんは熱心にメモを取りながら聞いておられました。
「生ごみは、どれくらいの量まで入れたらいいのか」「生ごみが堆肥になる期間はどれくらいか」「虫が発生したら、どうしたらいいのか」など、熱心な質問が寄せられ、受講生の皆様の積極的な姿勢がひしひしと伝わってまいりました。
講座の終了後のアンケートにおきましても、「分かりやすくて勉強になった」「講座に参加してよかった」など、ご好評の声を多数いただきました。
また、講座を受講された方々には、上賀茂神社の落ち葉で作った「落ち葉堆肥」と、イオン株式会社様から寄贈いただいたプラスチック類をリサイクルして作った「植木鉢」をセットでプレゼントしました。講座で得られた知識を活用しながら、家庭でのコンポストづくりに役立てていただけましたら幸いです。
来年2月には、皆さんが作られましたコンポストを持ち寄っていただきます。冬場は、気温が低くて、微生物の活動が活発でないらしく、取り組んでいただく皆様には、少し根気強くがんばっていただく必要があるようです。講師を務めていただいた藤田様からは、定期的に「コンポスト通信」というメールマガジンが届き、受講生の皆様の取組の継続を後押ししてくださるそうなので、是非、皆様にも、少しがんばって取組を続けていただきたいです。
春になりましたら、受講生の皆様が作られたコンポストで土作りをした区役所の花壇に、北区らしいお花も植えたいと思っております。春まで、皆様、一緒にがんばりましょう!
ご参加いただいた皆様、また、京都市ごみ減量推進会議をはじめとする関係者の皆様、この度は、誠にありがとうございました。
北区長 川妻 聖枝
講座の冒頭に、コンポストづくりについて
私の体験談をお話しさせていただきました。
ご参加いただきました北区地域女性連合会
野田会長に受講者の代表として、植木鉢をお渡ししました。
講座風景(1)
コンポスト講座 in 北区役所
講座風景(2)
コンポスト講座 in 北区役所

講座風景(3)
コンポスト講座 in イズミヤ白梅町

講座風景(4)
コンポスト講座 in イズミヤ白梅町

講座風景(5)
コンポスト講座 in イオンモール北大路

講座風景(6)
コンポスト講座 in イオンモール北大路
お問い合わせ先
京都市 北区役所地域力推進室まちづくり担当
電話:企画連携担当、事業担当、広聴・地域コミュニティ活性化担当、振興担当:075-432-1208
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