11月19日（木曜日）　提案支援事業採択団体「and house.」が来庁されました

　令和2年度の北区民まちづくり提案支援事業採択事業である「and house.」が成果報告のために区役所を訪問してくださいました。「and house.」とは大谷大学の志藤修史教授とそのゼミ生から成る団体で，以前より中川学区の住民の皆さまと交流を重ね，地域活性化に取り組んでおられます。

　今年度で3年目となる「and house.」。昨年度に引き続き中川学区で昔から自生する「まんま茶」を使った「京都・中川まんまビーア！」を製造・販売されています。お話で特に印象的だったのが，「まずは中川という地域があることを知ってもらいたい，そして来てほしい」という強い思いのもと，ビールを作られていることでした。また，コロナ禍で地域を訪れることができない日々が続いたときも，チーム内で「まんまビーア！をどんな人に飲んでほしいか」等について熱い議論を交わされており，地域を活性化したいという熱意に胸が熱くなりました。

　北山杉の産地であり，京都の文化を支えてきた重要なエリアである中川学区。一方で，市街地へのアクセスの難しさという課題があります。まずは知ってもらい，そして興味を持った人が実際に足を運んでくれることで地域の発展にも繋がるとの考えで，長期間に及ぶ活動を続ける「and house.」に心から敬意を表すると共に区役所としても応援していきたいと思います。

　来庁くださった「and house.」の皆さまありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北区長　武田　淳