11月13日（金曜日）大谷大学　2020年度博物館見学会に出席しました。

　11月13日（金曜日），大谷大学で開催された“2020年度博物館見学会”に出席させていただきました。今年は，コロナの影響で恒例の紫明祭（学園祭）が開催できず，学外の方々との新たな交流の機会として，出席者数を抑えた見学会が実施されたものです。

　当日は，まず木越学長から，大谷大学の概要や理念についてご紹介がありました。1665（寛文5）年開創の東本願寺の学寮を前身とする長い歴史の中で，常に「信念の確立」を問い続けられ，それが現在の大谷大学を象徴するメッセージ「Be Real　寄り添う知性」にも貫かれていることを知り，感銘を受けました。

　また，平野副学長からは，大学における新型コロナ感染防止対策や，交流が制約される学生生活の苦労などをお聞きし，皆さんの大変さを実感。その後，管内の博物館に移動し，大学所蔵の重要文化財「春記」（平安時代の貴族の日記）の展示などを見学させていただきました。

　博物館では，現役の学生さんの熱意溢れる解説もあり，出席した方々から大きな拍手が贈られました。

　今回の交流を通じ，参加された地域の方々に，大谷大学や学生さんの現状がより深く伝わったと思います。このような機会をいただき，ありがとうございました。

　来年度，大谷大学は創立120周年を迎え，新たに国際学部が創設されます。この北区の地から，未来の日本，世界を支える人材を育んでいただきますよう，ご期待申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北区長　武田　淳