10月18日(日曜日)　北区「WA（わ）のこころ」創生事業～上御霊神社を歩く！～を開催しました。

　長い歴史の中で磨き上げられ，時代を超えて受け継がれる伝統文化。10月18日（日曜日），北区ゆかりの文化スポットを訪問し，現代に伝わる日本の心を感じる催し「北区WAのこころ創生事業」を実施しました。

　今回訪問させていただいたのは，北区内にも氏子区域が広がる上御霊神社。参加者の皆さんと一緒に，禰宜の小栗栖憲英様から神社の歴史や正式参拝の作法，屋根の吹き替えが完成したばかりの四脚門など建造物の由来，さらには境内にある史跡の逸話など，ネット検索だけでは見えない貴重なお話をお伺いし，先人たちの思いが綿々とつながって今の形があることを実感しました。

　続いて，野鳥のさえずりが聞こえる境内の絵馬社で，立命館大学茶道研究部によるお茶席を体験。部長の西浦翔太様から「お茶碗などの茶道具にこだわりすぎるよりも，道具や作法に込められたおもてなしの心....，何よりもお茶を楽しむ心が一番大切」との説明をお聞きし，おいしいお茶を心から楽しませていただくことができました。

　ホンモノの文化と出会う貴重な機会をご提供いただいた上御霊神社様と立命館大学茶道研究部様，本当にありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　北区長　武田　淳