本市域における「自然共生サイト」への認定について
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2024年11月27日
背景
世界では依然として生物多様性の損失が続き、早期に「ネイチャーポジティブ(※)」を実現させなければ、取り返しのつかない事態になることが危惧されています。こうした中、令和5年3月に策定された「生物多様性国家戦略2023-2030」では、「ネイチャーポジティブ」の実現を掲げ、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標(30by30:サーティバイサーティ)を位置付けました。
※自然再興:自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させること
「自然共生サイト」とは
ネイチャーポジティブの実現に向けた取組の1つとして、環境省では、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を保護地域内外問わず「自然共生サイト」として認定する取組を令和5年度から開始しました。
「自然共生サイト」に認定された区域のうち、保護地域との重複を除いた区域が「OECM(※)」として国際データベースに登録されます。
※Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域
本市域における「自然共生サイト」への認定について
30by30目標の達成に向けた機運の醸成と具体的な取組の促進を図るため、有志の企業・自治体・団体による「生物多様性のための30by30アライアンス」が発足しました。
本市は令和5年7月に参加し、令和5年4月に府市協働で設置した「きょうと生物多様性センター」等を通じて、「自然共生サイト」への認定促進や市民周知等に取り組んでいます。
現在、本市域では、「自然共生サイト」に6か所認定されています。
「生物多様性のための30by30アライアンス」のロゴマーク
詳細については、環境省ホームページを御覧ください。
お問い合わせ先
京都市 環境政策局環境企画部環境保全創造課
電話:075-222‐3951
ファックス:075-213-0922