マンション住民との交流を活発にしたい!
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2023年7月10日
地域とマンションの交流・連携を図る情報交換会の実施
地域とマンションの交流・連携を図るため,双方の住民が参加する情報交換会を実施している行政区があります。
この行政区は,全国に先駆けて地域の力で番組小学校を開設するなど,古くから住民の結束が固く,地域単位での活動も体育や福祉,防犯など多岐にわたり,それが大きな魅力となってきました。
しかし,近年はマンションが急増し,居住形態や世代,感覚の違いなど,様々な事情から地域住民と新しい住民との交流・融合が円滑に進んでいない状況が生まれてきています。
そこで,マンションをはじめとする新しい住民の方々も主体的,積極的に地域活動に参加するまちを目指して,学区を越えた地域の関係者やマンション住民が参加する情報交換会を実施しています。
地域の特性を活かし,マンション住民等を巻き込む事業を実施
地域の特性を活かし,マンション等の新規住民を巻き込む事業を実施している学区があります。
この学区では,「染めのまち」の地域特性を活かし,のれんを作成するワークショップ(→ワークショップとは?)【全4回】を,自治連合会傘下の有志組織「まちづくり委員会」が開催しています。
マンション等の新規住民に,ワークショップを通じて地域のこと,地域活動を知ってもらい,新規住民の巻き込みを図ることを狙いとしています。
作成するのは小学校児童とその保護者。小学校の児童を対象とすることで,日頃,地域活動に参加していないマンション等に住む児童や保護者の参加を促しています。
作成したのれんは,小学校のほか,学区内のマンションのエントランス(入り口)にかけてもらい,交流のきっかけとしています。
マンションとの交流を深めるため学区で地蔵盆を開催
マンションとの交流を深めるため,学区の地蔵盆を開催している学区があります。
この学区では,マンション居住の子どもが増え,町内の地蔵盆に参加できない子どもが多くなったため,学区で地蔵盆を開催。マンションと地域組織との交流とのきっかけとしています。
マンション住民に働き掛け,地域活動への参加を実現
新築の大型マンションに地域組織から働き掛けを行い,住民に地域活動に参加してもらった学区があります。
この学区では,工場跡地に総戸数222世帯の大型マンションが建築されたため,地域組織の役員が管理組合に対して,マンション住民に地域活動や地域の伝統行事を見せて交流を深めた結果,マンション住民に地域活動に参加してもらうこととなりました。
マンションの管理組合では,222世帯から14人の班長を選出。各班長が全世帯を訪問して総会開催を呼び掛けた結果,7割以上の居住者の賛成により町内会が発足しました。
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