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京都市消防局

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平成27年4月号 担当区ぐグット紹介

ページ番号179702

2015年4月1日




 朱八学区は,北は妙心寺通一筋北,南は三条通,東は紙屋川,西は西小路通に囲まれた学区で,中京区の最西端に位置し,北区,右京区と隣接しています。 

 区内で最大の面積と人口を有している学区で,学区内には,JRと地下鉄の駅,商店街,幼稚園,保育園から大学までの教育施設,総合病院,ノーベル賞受賞者で有名な大規模事業所など,利便性の高い都市型学区です。

 また,北野天満宮御旅所では,毎年10月に五穀豊穣を祈る「ずいき祭り」が行われ,大勢の子供たちでにぎわいます。

 朱八学区では「子供から高齢者まで,安全で安心のできるまちづくり」を基本方針に各種団体が連携し,独居の高齢者宅への訪問や街頭での子供たちへの見守り運動などに取り組み,人にやさしい,より住みよいまちづくりを進めています。

 朱八地域自主防災会は53の自主防災部で構成されており,約5千5百世帯があります。竹下会長以下約20名の本部役員が中心となり,防災活動に取り組んでいます。本部役員の中には,「防災士」の資格を取得している熱心な役員もいます。

 朱八地域自主防災会の特筆すべき特徴は,どんな行事も自主防災会が主体となって実施するところです。

 例えば,毎年実施している普通救命講習会では,本部役員が講師となり指導しています。また,総合防災訓練では訓練内容を自分たちで考え実施します。

 そのほかにも,年間を通じて,様々な防災行事を行います。これは,「自分たちの町は自分たちで守ろう」という防災意識が本当に自主防災会に根付いている証しだと思います。



    朱八分団は木村分団長以下23名で,6人の女性分団員を含め,ベテラン分団員から10代の大学生分団員まで様々な世代で構成されていますが,全員が個々の役割を理解し,行動することで,まとまりがあり頼れる分団です。

 また,朱八分団は訓練に力を入れており,毎月28日を朱八分団の日と定めて,この日を中心に訓練を実施しています。

 最近の訓練内容は主に2つあり,一つは,「わがまちの消防団強化交付金」で導入した訓練用のAEDと救急人形を使用した救急訓練です。

 今までは消防署から訓練実施時に救急人形など借用していましたが,現在は,いつでもできるため,分団員全員が熱心に応急手当の訓練に励んでいます。

 もう一つは,紙屋川で小型動力ポンプを用いた放水訓練です。

 全員が小型動力ポンプの操作や放水活動ができるように,紙屋川にポンプを据え付け,橋の欄干にホースをロープで固定し,分岐管操作や2線放水などを実施しています。

  放水訓練の時には,筒先保持姿勢に注意するなど,熱心に訓練に取り組み,災害対応能力の更なる向上を図っています。



 朱八学区は中京区の他の学区と比べ人口が多く,面積も広い学区です。避難所も5箇所あり,大地震をはじめとする大災害が発生すると多大な影響が予想されるため,自治連合会,自主防災会,消防分団のより強固な連携が不可欠だと考えています。

 現在の連携をより深化させ,京都一安全で安心な防火防災のまちを目指していきます。

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