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京都市森林・林業重点施策

ページ番号220099

2023年4月3日

「健全な森づくり」の取組

 京都市では,健全な森づくりを進めるため,森林資源の循環利用による健全な森づくりに取り組んでいます。


健全な森づくりイメージ

『京都の文化』を支える北山林業・北山丸太

 北山林業は,京都特有の林業であり,洗練された育林技術により手間暇をかけて北山丸太を生産するとともに,独特の美林景観を形成します。

 北山丸太は,「茶の湯文化」を支える茶室や数寄屋の建築用材に用いられるなど,室町時代から600年の歴史を有しており,京都北山地域及びその周辺で生産されています。

京都ならではの森づくり

 京都市では,京北地域のシンボルである「合併記念の森」や,市内でも貴重な自然環境が残る八丁平の魅力発信,四季の彩りが感じられる森づくり,市民,地域,事業者,行政が協働して京都三山の文化的価値の発信や森林整備を行う伝統文化の森推進協議会など多彩な取組みによって,京都らしい森づくりを進めています。

京都で育った木『みやこ杣木』

 本市では,京都市内の森林で産出された木材を利用した製材品や磨丸太及びこれらの加工品を市内産木材「みやこ杣木(そまぎ)」として認証し,品質や性能の確保,環境貢献の一環として利用を推奨しています。

 ※杣木(そまぎ)とは,杣山(そまやま)(材木用の樹木の茂った山)から伐り出した材木という意味です。京都は,平安京をはじめ,社寺等への建築用材の供給地として,御杣(みそま)御料地(ごりょうち)に指定されるほどの歴史的にも由緒ある林業地でした。「みやこ杣木(そまぎ)」は、京の都の造営にも大きく寄与した,京の杣山(そまやま)の木材を現代の京都市民の皆さんにも使っていただきたいという思いを込めています。

地球に優しい新燃料~木質ペレット~

 木質ペレットとは,間伐材等の木材を破砕・乾燥・圧縮し,円柱状にした固形燃料です。

 木のみを原料とした再生可能な燃料として注目されています。

 本市では,京都の木で作った「京都産ペレット」が普及しており,これを使うことは京都の森林の整備にもつながります。

助成制度等紹介

市民向け

 京都市では,市民のみなさまに木の良さを知っていただき,木をたくさんつかっていただくことで,健全な森づくりに取り組んでいます。

事業者向け

 京都市では,木を使い,木の良さを広く啓発する取り組みを支援することで,健全な森づくりに取り組んでいます。

その他林業振興課が所管する要綱等

 京都市では,森林整備から木材利用に至るまで,森林資源の循環利用に繋がる取組への支援や検討などを行っています。

森林法に基づく届出について

 木を伐採する場合や相続などで新たに森林を取得した場合には,森林法に基づき,京都市へ届け出る必要があります。

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お問い合わせ先

産業観光局 農林振興室 林業振興課
電話:075-222-3346

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