繋げる森づくりプロジェクト第1部
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2015年2月5日
繋げる森づくりプロジェクト第1部について
第1部では,湿地内の不法投棄ゴミの撤去から始まり,周辺の森の伐り透かし,雪害木の除去,活動のための給水管の設置,湿地の整備などを行いました。また,地域固有の遺伝子を守る森づくりのために,合併記念の森やその周辺地域で採集した種子から苗木を養成し,この森に植栽しました。
植栽した樹種:エゴノキ,クリ,ムラサキシキブ,ガマズミ,タニウツギ,ザイフリボク,カマツカ,ヤマザクラ,カスミザクラ,イロハモミジ,アオハダ,ウメモドキ,クマノミズキ,ノリウツギ,ウリカエデ(合計273本)
清掃活動
森の伐り透かし
給水管の設置
散策道の設置
防護柵の設置
地域性苗木の植栽
第1部エリアの経過状況について
平成26年現在,多様な広葉樹の苗木は順調に生育し,ミヤマウメモドキの幼木も多数育っています。また,防鹿柵で保全区域を囲ったため,地中から自然の実生も芽生え,木々の多様性が復活しつつあります。
湿地とその周辺には,メダカ,タカハヤなどの4種の魚類,ニホンアマガエル,シュレーゲルアオガエルなど少なくとも7種のカエル,トンボやチョウなどの昆虫層も豊かになり,かつてここにあった湿地と里山をセットにした豊かな自然が戻りつつあります
実施前

実施後
実施前
実施後
ミヤマウメモドキの幼木
ニホンアマガエル
お問い合わせ先
京都市 産業観光局農林振興室