はじめの一歩の集い
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2015年2月5日
はじめの一歩の集い
「合併記念の森」では,森づくりを進めるための基盤整備(作業路,作業棟,管理棟等の整備)を行う「合併記念の森創設事業」を平成17年度から進め,平成23年夏に完了しました。
「合併記念の森」で100年の森づくりをはじめる一歩として関係者が集い,本市と地元,市民団体及び企業が協働して取り組む今後の活動に対する意識の共有を図るため,平成24年3月17日に,下記のとおり2部構成の森づくり開始式を行いました。
第1部 記念式典と記念植樹
式典の様子
植樹の様子
第2部 植樹作業
スギの伐採跡地を利用し,300本の地域性苗木(※)を植栽しました。 また,防鹿柵の設置により,植栽木の保護と実生による天然更新を図り,多様な樹木からなる森林の復活を目指します。
植栽した樹種:コナラ,クリ,アベマキ,ヤマザクラ,リョウブ,エゴノキ,ウリカエデ,カマツカ,コバノミツバツツジ,コバノガマズミ
※地域性苗木とは,その地域に自生する樹木の種子から育てた苗です。したがって,地域性苗木の植栽は,地域固有の遺伝子の多様性を維持することに繋がります。
植栽場所
植樹の様子
植樹の様子
植栽木の生育状況
植栽した地域性苗木は,高いもので樹高が2m近くなり,2年間で1m以上成長しています。
また,防鹿柵の効果によって,地域性苗木の確実な成長が見られるとともに,タラノキやカラスザンショウなどの先駆性樹種の侵入が確認でき,多様な森林の復活に向けた変化が感じられるようになっています。
平成26年6月現在の様子
夏には,人の背丈程の高さまで雑草が繁茂するため,年に2回程度,下刈り作業を行っています。
お問い合わせ先
京都市 産業観光局農林振興室