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光化学スモッグについて

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2022年12月5日

光化学スモッグ

光化学スモッグとは?

 自動車や工場からの排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)と、ガソリンや溶剤等に含まれる揮発性有機化合物(VOC)が、太陽からの強い紫外線を受けて化学反応すると「光化学オキシダント(Ox)」という新たな物質を作り出します。 光化学オキシダント濃度が高くなると、空が白いモヤがかかったような状態になります。この現象を「光化学スモッグ」といい、通常5月から9月にかけて発生します。
 この光化学スモッグが発生する仕組みは、非常に複雑で、一般的に気象条件に大きく左右されやすいとされていますが、京都市では、次のような気象条件のときに発生しやすい傾向がみられます。

● 天候:晴天または薄曇 ● 気温が高いとき ● 風向:南西の風 ● 風速:弱

 

(参考)

 平成18年4月1日から、大気中の浮遊粒子状物質や光化学オキシダントの生成を抑制するため、大気汚染防止法に基づく揮発性有機化合物(VOC)の排出抑制制度が始まりました。
 詳しくは、ここをクリックしてください。

光化学スモッグの監視体制

 光化学オキシダント濃度は、市役所など、市内9箇所で24時間常に測定しています。光化学オキシダント濃度が、下表の濃度以上になり、その濃度が継続すると考えられる場合に、光化学スモッグ注意報等を発令します。

発令基準
発令区分濃度
注意報0.12ppm以上
警報0.24ppm以上
緊急警報0.40ppm以上

過去の注意報発令状況

 これまでの光化学スモッグ注意報が発令された回数は、以下のとおりです。
 なお、これまで光化学スモッグ警報及び緊急警報の発令はありません。

過去の発令状況等
年度 注意報発令状況(件数) 健康被害(人)
 5月   6月   7月   8月   9月   合計   総数
令和4年度 0 0 0 0 0 0 0
3年度 0 0 0 0 0 0 0
2年度 0 0 0 0 0 0 0
元年度 2 0 0 0 0 2 0
平成30年度 0 1 0 0 0 1 0
29年度 0 0 0 0 0 0 0
28年度 0 0 0 0 0 0 0
27年度 1 0 0 0 0 1 0
26年度 0 0 0 0 0 0 0
25年度 0 0 0 2 0 2 0

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