スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

【令和7年度】京都市新型コロナワクチン接種について

ページ番号307283

2025年9月18日

令和7年度の定期接種

令和7年度の定期接種の概要は次のとおりです。

令和7年度の接種期間

令和7年10月15日水曜日から令和8年1月31日土曜日まで

※接種期間外に接種する場合は、任意接種として全額自己負担で接種可能です。医療機関に直接ご相談ください。

対象者

(1) 接種日現在65歳以上の京都市民
(2) 接種日現在60~64歳で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に障害があり日常生活を極度に制限される京都市民
(3) 接種日現在60~64で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な京都市民

 ※インフルエンザワクチンの定期接種の対象者と同じです。

 ※(2)及び(3)の詳細は、下記ホームページからご確認いただき、接種を希望する方は、かかりつけの医師とご相談のうえ、接種を受けるか否か判断してください。

https://www.mhlw.go.jp/topics/bcg/tp1107-1h.html外部サイトへリンクします

 ※定期接種においては、京都市による接種券送付は行いません。

令和7年度の接種料金(医療機関で支払う金額)

料金区分
区分(接種日時点の状況) 金額 手続
75歳以上 5,000円 不要
協力医療機関にてご予約ください。
65歳~74歳 ※対象者(2)、(3)もこの区分に該当 7,500円
生活保護受給者 ※対象者のみ 無料 事前に区役所・支所保健福祉センターで受給証明書を取得のうえ、協力医療機関にてご予約ください。
中国残留邦人等支援給付受給者 ※対象者のみ 無料

接種回数

接種期間中に1人1回

※接種に使用するワクチンは医療機関によって異なりますので、予約時にご確認ください。

※接種期間中に2回目の接種を受ける場合は任意接種となり、全額自己負担になります。

接種場所

京都市予防接種協力医療機関

※一部の医療機関は、通常診療に支障のないよう、かかりつけ患者に接種を限定されることがあります。また、ワクチンの供給状況等により、医療機関によって、一時的に接種を停止される場合があります。

※集団接種会場はありません。

※京都市予防接種協力医療機関以外で定期接種を受ける場合は、事前に「予防接種実施依頼書」の発行が必要です。申請方法はこちらを御確認ください。なお、協力医療機関以外における接種費用は全額自己負担となります。

  • 予防接種協力医療機関リスト外部サイトへリンクします

    スマートフォンでご覧いただく場合、横画面表示にするとより見やすくご確認いただけます。 リストの情報は随時更新します。

協力医療機関に関するお問合せについては、コールセンター(050-3358-5355で承ります(開設期間は令和7年9月22日から令和7年11月28日まで)。御不明な点がございましたら、御連絡ください。

コールセンター終了後(令和7年12月1日以降)は、医療衛生企画課(075-222-4421)までお問合せください。

市外の医療機関で予防接種を希望される方へ

 京都市に居住する方が、市外の医療機関(京都市予防接種協力医療機関を除きます。)で、予防接種法に基づく予防接種を受ける場合は、接種前に予防接種実施依頼書の発行を受ける必要があります。

 接種費用は全額自己負担となりますが、接種により健康被害が生じた場合、予防接種法に基づく救済措置の対象になります。

 詳細については、下記URLをご参照ください。

市外の医療機関で定期の予防接種を希望される方へ

令和7年度の定期接種で使用するワクチンの種類

令和7年度の定期接種で使用するワクチンの種類
 種類 mRNA mRNA mRNA 組換えタンパク mRNA(レプリコン)
 企業名 ファイザー株式会社  モデルナ・ジャパン
 株式会社  
 第一三共
 株式会社
 武田薬品工業
 株式会社 
 Meiji Seikaファルマ
 株式会社  
 販売名 コミナティ® スパイクバックス® ダイチロナ® ヌバキソビッド® コスタイベ®
 抗原組成 オミクロン株LP.8.1 オミクロン株LP.8.1 オミクロン株XEC オミクロン株LP.8.1 オミクロン株XEC

2025/26シーズンの定期接種に用いるワクチンの抗原組成は、令和7年5月の審議会(※)で『1価の JN.1、KP.2 若しくはLP.8.1 に対する抗原又は令和7年5月現在流行している JN.1 系統変異株に対して、広汎かつ頑健な中和抗体応答又は有効性が示された抗原を含む』こととされました。

 LP.8.1あるいはXEC対応ワクチンは、JN.1及びその下位系統(XEC、LP.8.1等)並びに近縁の NB.1.8.1(ニンバス)に対しても、効果が期待できると考えられています。 

※厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会季節性インフルエンザワクチン及び新型コロナワクチンの製造株について検討する小委員会

 (参考資料)

  新型コロナワクチンの抗原組成について外部サイトへリンクします

mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン (ファイザー社、モデルナ・ジャパン社、第一三共社のワクチン)

 これまで我が国において使用されていたワクチン(不活化ワクチン、組換えタンパクワクチン、ペプチドワクチン)はウイルスの一部のタンパク質を人体に投与し、それに対して免疫が出来る仕組みでした。

 mRNAワクチンは、ウイルスのタンパク質をつくるもとになる遺伝情報の一部を注射します。人の身体の中で、この情報をもとに、ウイルスのタンパク質の一部が作られ、それに対する抗体などができることで、ウイルスに対する免疫ができます。

 新型コロナウイルス感染症に対するmRNAワクチンは、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質(ウイルスがヒトの細胞へ侵入するために必要なタンパク質)の設計図となるmRNAを脂質の膜に包んだワクチンです。このワクチンを接種し、mRNAがヒトの細胞内に取り込まれると、このmRNAをもとに、細胞内でスパイクタンパク質が産生され、そのスパイクタンパク質に対する中和抗体産生や細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができると考えられています。

組換えタンパクワクチン (武田薬品工業社のワクチン)

 新型コロナウイルス感染症に対する組換えタンパクワクチンは、新型コロナウイルスの表面にあるスパイクタンパク質の遺伝子をもとに作られた組換えタンパク質をナノ粒子化した製剤で、免疫の活性化を促進するためのアジュバントが添加されています。本ワクチンの接種により組換えスパイクタンパク質がヒトの細胞内に取り込まれると、スパイクタンパク質に対する中和抗体産生及び細胞性免疫応答が誘導されることで、新型コロナウイルスによる感染症の予防ができると考えられています。また、組換えタンパクワクチンは不活化ワクチンの一種であり、日本においても、B型肝炎ウイルスワクチンなど、他のワクチンでの使用実績があります。

レプリコンワクチン (Meiji Seika ファルマ社のワクチン)

 レプリコンワクチンはmRNAワクチンの一つですが、接種されたmRNAが細胞内で一時的に複製されるように設計されていることから、既存のmRNAワクチンに比べてウイルスのタンパク質が作られる時間が長いという特徴があります。このため、既存のmRNAワクチンよりも強く免疫が誘導され、抗体の持続期間が長いことが確認されています。

 なお、レプリコンワクチン接種後の細胞内におけるmRNAの増幅は一時的なものであり、無限にウイルスのタンパク質が作られることはありません。

 また、現在、色々な国で、新型コロナワクチンのレプリコンワクチンを含め、様々な疾患を対象としたレプリコンワクチンの開発が進められていますが、これまでに、レプリコンワクチンを受けた方から他の方にワクチンの成分が伝播するという科学的知見はありません。

 薬事承認にあたっては、動物試験や臨床試験の結果に基づいて安全性が審査され、既存のmRNAワクチンと比較し、安全性に大きな差異がないことが確認されています。さらに、薬事承認で得られた有効性・安全性の知見を踏まえて審議会(厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会)で評価し、定期接種において使用できることとされました。

 (参考資料)

  PMDAの審査報告書外部サイトへリンクします(Meiji Seika ファルマ社のオミクロン株対応1価ワクチン(JN.1))

  PMDAの審査報告書外部サイトへリンクします(Meiji Seika ファルマ社の従来株対応ワクチン)

  令和7年度の定期接種で使用するワクチンと実施期間について外部サイトへリンクします(第61回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料 P14、P17)

  令和6年度の定期接種で使用するワクチンと実施期間について外部サイトへリンクします(第58回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料 P17~P21、P29~30)

  レプリコンワクチンに関するQ&A外部サイトへリンクします(令和6年度第2回予防接種に関する自治体向け説明会 参考資料)

5社のワクチンの被接種者向けガイド、医療従事者向けRMP資材、被接種者向けRMP資材等の掲載ホームページ(出典:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)

新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省作成)

特例臨時接種(令和5年度以前の接種)関連情報

新型コロナワクチンの有効性・安全性について(厚生労働省から情報が発表され次第、随時更新します)

有効性の評価について

 新型コロナワクチンについては、有効性や安全性が確認された上で薬事承認されており、さらに、国内外で実施された研究などにより、新型コロナウイルス感染症にかかった場合の入院や死亡等の重症化等を予防する重症化予防効果が認められたと報告されています。

 2024/25シーズン(令和6年秋冬の接種)において用いられたJN.1系統対応ワクチンの効果として、新型コロナウイルス感染症による入院を約45~70%程度予防した等の報告が国内外でなされています。(令和7年7月時点)

【国内の報告】
・(JN.1対応ワクチン未接種者と比較)
・60歳以上における入院予防効果が63.2%​

【海外の報告】
(KP.2対応ワクチン及びJN.1対応ワクチン未接種者と比較)
・65歳以上において、入院予防効果 45%
・18歳以上において、救急受診予防効果 33%
(KP.2対応ワクチン未接種者と比較)
・18歳以上において、入院予防効果 68%、救急受診予防効果 57%、外来受診予防効果 56%
・65歳以上において、入院予防効果 75%、救急受診予防効果 56%、外来受診予防効果 58%

(1)VERSUS Study第12報外部サイトへリンクします
(2)MMWR.2025;74:73-82外部サイトへリンクします
(3)Nat Commun.2025;16:4033外部サイトへリンクします

安全性の評価について

 厚生労働省において、接種後に生じうる副反応を疑う事例について、医療機関に報告を求め、収集しています。 

 ワクチンと関係があるか、偶発的なもの・他の原因によるものかが分からない事例も数多く報告されます。

 収集された報告は、厚生労働省の審議会で専門家による評価が行われます。厚生労働省では、こうした結果を公表するなどして、安全性に関する情報提供などを行っています。

 ・厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会外部サイトへリンクします

 ・薬事・食品衛生審議会 医薬品等安全対策部会 医薬品安全対策調査会外部サイトへリンクします

 ファイザー社、モデルナ・ジャパン社、第一三共社、武田薬品工業社、Meiji Seika ファルマ社のLP.8.1又はXEC対応ワクチンについて、下表のような副反応が報告されています。こうした症状の大部分は、接種後数日以内に回復しています。

 また、頻度は不明ですが、重大な副反応としてショック、アナフィラキシー、心筋炎、心膜炎が知られています。

症状

種類

mRNA

組み換え

タンパク

mRNA

(レプリコン)

発現

割合

ファイザー社

コミナティ筋注シリンジ

モデルナ・ジャパン社

スパイクバックス筋注シリンジ

第一三共社

ダイチロナ筋注

武田薬品工業社

ヌバキソビッド筋注

Meiji Seika ファルマ社

コスタイベ筋注用

50%

以上

疼痛(※1)、頭痛、疲労

疼痛(※1)、頭痛、疲労

疼痛(※1)、倦怠感

圧痛、疼痛(※1)、頭痛、筋肉痛、疲労

圧痛、疼痛(※1)

5~

50%

未満

腫脹(※2)、発赤・紅斑、下痢、筋肉痛、関節痛、リンパ節症(※4)、悪寒、発熱

腫脹・硬結(※3)、発赤・紅斑、傾眠、悪心・嘔吐、筋肉痛、関節痛、リンパ節症(※4)、悪寒、発熱

熱感、腫脹(※2)、紅斑、そう痒感、硬結、頭痛、筋肉痛、発熱、遅発性反応(紅斑、腫脹、そう痒感、熱感、硬結、疼痛)(※5)、リンパ節症(※4)、発疹、腋窩痛

悪心・嘔吐、関節痛、倦怠感、発赤・紅斑、腫脹・硬結(※3)、発熱、四肢痛

腫脹(※2)、硬結、紅斑、頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、倦怠感、悪寒、発熱、そう痒感、下痢、悪心、嘔吐

1~

5%

未満

嘔吐

遅発性反応(疼痛、腫脹、紅斑等)(※5)

(※1)疼痛:注射部位の痛み (※2)腫脹:注射部位の腫れ (※3)腫脹・硬結:注射部位の腫れ、硬くなること (※4)リンパ節症:注射部位と同じ側の腋窩の腫脹又は圧痛 (※5)遅発性反応:接種後7日目以降にあらわれることがある

  出典:LP.8.1対応ワクチン添付文書(コミナティ筋注シリンジ12歳以上用、スパイクバックス筋注シリンジ、ヌバキソビッド筋注)及びXEC対応ワクチン添付文書(ダイイチロナ筋注、コスタイベ筋注用))

その他関連情報

副反応等の専門的な相談

<京都府予防接種相談センター>(京都府)

  • 電話番号 075-811-9150
  • 実施曜日 月曜日、木曜日、金曜日(休館日・祝日を除く)
  • 受付時間 午前9時から午後5時

 ※詳細はこちら外部サイトへリンクします

コロナワクチン施策の在り方等に関するお問合せ

<厚生労働省 感染症・予防接種相談窓口>(国) 

  • 電話番号 0120-995-956(フリーダイヤル)
  • 受付時間 午前9時から午後5時(※土日祝日、年末年始を除く)

     (注)聴覚に障害のある方は、一般財団法人全日本ろうあ連盟ホームページ外部サイトへリンクしますをご覧ください。

    【厚生労働省ホームページ】新型コロナワクチンについて外部サイトへリンクします

    このページに対してご意見をお聞かせください

    このページは役に立ちましたか?
    このページは見つけやすかったですか?

    お寄せいただいたご意見は、今後のホームページ運営の参考とします。

    お問い合わせ先

    保健福祉局 医療衛生推進室 医療衛生企画課
    電話:075-222-4421
    FAX:075-708-6212

    フッターナビゲーション