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梅毒が増えています~先天梅毒を防ぐために~

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2025年2月13日

梅毒が増えています~先天梅毒を防ぐために~

妊娠届を出して妊婦健診を受けましょう

 梅毒が増加傾向にあり、京都市でも4年連続過去最多を更新しています。

 妊娠中に梅毒に感染している/新たに感染すると、流産や死産、赤ちゃんに重い障害が残ることがあり、注意が必要です。

 赤ちゃんの先天梅毒を防ぐためにも、妊娠が分かったら、区役所・支所子どもはぐくみ室または京北出張所に妊娠届を提出し、妊婦健康診査(以下「妊婦健診」)の受診券を受け取って、医療機関で定期的な妊婦健診を受けましょう!

 ※ 妊婦健診のなかで実施する感染症検査の1つに、梅毒の検査が含まれます。

先天梅毒とは?

 梅毒にかかった母親(妊婦)からお腹のなかの赤ちゃんに梅毒トレポネーマが感染することで起こります。梅毒の総報告数の増加とともに、先天梅毒と報告されたこどもの数が、国の集計でも増えています。

 出生時は無症状のこともありますが、生後数か月以内に発疹や骨の異常がでることもあります。さらに、数年後に目の炎症や難聴などの症状もでることがあります。

 妊娠の早い段階で感染が分かれば、早期の治療により赤ちゃんへの感染リスクを下げることができます。1回の注射で赤ちゃんへの感染を防ぐことができる場合もあります。

梅毒とは?

 「梅毒」は、梅毒トレポネーマという病原体によって感染する病気で、誰でも感染しうる病気です。近年、日本で梅毒の感染者が増えています。梅毒トレポネーマは口や性器などの粘膜や皮膚から感染するため、主に粘膜等に触れる性行為によって感染します。しかし、梅毒は症状が軽くなったり消えたりする時期がありますが、自然に治ることはなく、感染していても気づきにくいことが特徴です。

 治療の遅れや感染拡大につながりやすい危険な感染症です。

 なお、梅毒はいったん完治しても、再感染を予防する免疫が得られない感染症であるため、完治後も適切な予防策(コンドームの使用やパートナーの治療)が講じられていなければ、再度感染する危険性があることに注意が必要です。

梅毒の症状

・性器や口の中に小豆から指先くらいのしこり痛みの少ないただれができる

・痛み、かゆみのない発疹が手のひら、足の裏、体中に広がる(バラ疹

・上記の症状が消えても感染力が残っているのが特徴である

・治療をしないまま放置していると、数年から数十年の間に心臓や血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、時には死に至ることもある

 気になる症状があった場合は、医療機関を受診してください。

 症状はなくとも心配な方は、こちらをご覧ください

妊娠に気づいたら妊娠届を提出しましょう

 妊娠に気づいたら、医療機関を受診し妊娠の判定を受けましょう。

 妊娠の届出(妊娠届)は、母子保健法第15条に基づき住民票のある市区町村に提出するものです。

 (※詳細はこちら)

 妊娠届を提出すると、母子健康手帳をお渡しいたします。

☆妊娠届を提出するメリット☆

 1 妊婦健診の受診券を受け取れます

 2 (母子健康手帳交付時に)保健師による健康相談(面接)があります

 3 5万円の出産応援ギフトが受け取れます

梅毒に感染した妊婦さんの状況~全国と京都市~

梅毒と診断された方のうち妊婦の数
京都市10代 20代 30代 40代 50代以上 合計 <参考>全国
令和2年(2020年)  0  3  1  0   0  4     185
令和3年(2021年)  0  1   1   0   0  2     187
令和4年(2022年)  0   3   0   0   0  3     267
令和5年(2023年)  1   2   2   2   0  5     383
令和6年(2024年)
※ 速報値
  1   2   1   1   0  4 
(国集計中)

 京都市の梅毒報告数の詳細については、こちらが最新となります。

(参考)関係機関からの広報

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お問い合わせ先

京都市 子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部子ども家庭支援課

電話:075-746-7625

ファックス:075-251-1133

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