「火の用心」で明るい新年を（市民しんぶん南区版　平成21年12月15日号）

　何かと慌しい年末。空気が乾燥するうえ、暖房器具の使用も増えるこの時期は、火災の発生が多くなります。

　今年は、消防団や自主防災会などの活躍もあって、例年に比べ火災の発生が抑えられています（平成21年11月23日現在　前年比－8件、焼死者0名）。一人ひとりがしっかりとした防火意識を持ち、南消防署の火災減少に向けた取組の年間数値目標である「火災件数21件」以下を、皆さんの力で実現しましょう！

　南消防団では、12月20日から31日まで「年末特別警戒」を実施し、夜間パトロールや巡回広報で注意を呼びかけ、火災の警戒にあたります。

　280余名の全団員が心をひとつに、区民の皆さんとのふれあいを大切にしながら、1件でも火災を減らすよう努めてまいります。

　市消防局では、過去の放火火災を分析し、その防止対策を「放火防止五カ条」にまとめています。

1　　家の周りには、燃えやすい物を置かないようにしましょう。

2　　夜間、建物の周囲や駐車場は、照明を点灯して明るくしましょう。

3　　空き家、物置にはカギをかけましょう。

4　　車やバイクなどのボディカバーは、　燃えにくいものを使いましょう。

5　　地域ぐるみで放火防止に取り組みましょう。

　皆さん一人ひとりはもちろんのこと、地域ぐるみで「放火防止五カ条」を実践し、力を合わせて放火からまちを守りましょう。

問い合わせ＝南消防署（電話681-0711）