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2024年2月5日
「三条大橋の補修・修景」について
高欄更新当時(昭和49年)の三条大橋
東海道の西の起点である三条大橋は、はじめは室町時代の造営とされております。現在のような木製の高欄に擬宝珠(ぎぼし)が設置された姿となったのは、天正18(1590)年に豊臣秀吉が行った改修工事によるものです。その後,洪水による流出などにより、幾度となく架け替えが行われました。現在の橋は昭和25(1950)年に改築され、木製高欄については、昭和49(1974)年に更新されました。
ところが、更新後約45年が経過した平成30(2019)年時点では、老朽化が進行しており、安全性には問題ないものの、更新当時の美しい姿からは大きく変わっていました。
腐食した高欄に苔が発生(平成30年頃)
木目に沿った大きなひび割れ(平成30年頃)
三条大橋は、創建当時の様子を示す銘文が刻まれた擬宝珠(ぎぼし)が残っているなど、歴史的な風景を体感できる、日本の代表的な橋です。
三条大橋の美しい風景や木の文化を次世代に継承していくため、京都市では木製高欄の更新をはじめとした「三条大橋の補修・修景」に取り組み、令和5年度(令和6年1月)に事業が完成しました。
パンフレット
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京都市 建設局土木管理部橋りょう健全推進課
電話:075-222-3561
ファックス:075-213-5181