善峰川-概要

●善峰川の改修事業 

　善峰川の流域は，大原野とよばれ，竹取物語の舞台とされる竹林が広がり，桓武天皇が鷹狩りを愛されたところとして知られています。また源氏物語の行幸の舞台となった大原野神社や桂昌院ゆかりの善峰寺などがあり，深い趣のあるところです。

　しかし，流域の西方には釈迦岳（標高631m）等の山々を控えているため，河川が急流で，蛇行しているうえ，川の断面積が小さいため，善峰川は度々氾濫して浸水被害をもたらしました。

　このため，善峰川では改修事業を行っており，水害のない安全な川に加え，美しい景観をもち，川にすむ生物にやさしい「多自然川づくり」に取り組んでいます。