注意が必要な外来生物について
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2025年5月21日
アメリカオニアザミ
アメリカオニアザミは、キク科の1~2年草で、高さは50~100cm程度、淡紅紫色の花を咲かせます。
繁殖力が強く、在来の野草の生育場所を奪うなどの影響が懸念されています。
生態系等へ被害を及ぼす又はその懸念があることから、生態系被害防止外来種リストに選定されています。
葉や茎などの様々な部分に鋭いトゲを持つので、抜き取る際には革手袋や厚手のゴム手袋を着用するなど、十分に注意してください。

アメリカオニアザミ(出典:環境省ホームページ)https://www.env.go.jp/park/shiretoko/photo/f01/f01_004.html
特徴
7月から10月にかけて淡紅紫色の花を咲かせます。
アメリカオニアザミ | ノアザミ(在来種) | |
開花時期 | 7月~10月 | 4月~6月 |
葉のトゲ | 葉の縁や表面に密生している 茎にもトゲを持つ | 葉の先端にトゲを持つ |
ナガミヒナゲシ
ナガミヒナゲシは、ケシ科の1年草で、高さは20~60cm程度、赤~朱赤色の花を咲かせます。
在来の野草等と競合し、生育場所を奪うなどの影響が懸念されています。
抜き取る際は、手袋を着用するなどしたうえで、種ができる前に行ってください。種ができている場合は、周りに種が飛ばないように、注意してください。

ナガミヒナゲシ(出典:国立環境研究所ウェブサイト)
特徴
- 春に赤~朱赤色の花を咲かせ、多くは基部に黒い斑がある。
- 果実(さく果)は長さ2cm程度、幅1cm程度である。
- 種子には網目模様がある。
参考
環境省ホームページ(生態系被害防止外来種リスト)
https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/iaslist.html
国立研究開発法人国立環境研究所 侵入生物データベース(アメリカオニアザミ)
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80470.html
国立研究開発法人国立環境研究所 侵入生物データベース(ナガミヒナゲシ)
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80080.html
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