特定外来生物クビアカツヤカミキリについて
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2024年10月1日
クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリは、コウチュウ目カミキリムシ科ジャコウカミキリ属で、体長は2~4cm(成虫)程度の昆虫です。
サクラやウメ、モモなどのバラ科樹木を食害し、枯死させる昆虫であり、生態系や農作物への被害のほか、景観や観光業への影響も懸念されています。
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律に基づく特定外来生物に指定されており、生きたまま持ち運んだり飼育したりすることは規制されています。
特徴
からだ全体が黒く光沢があり、頭部の下(前胸の一部)が赤く、突起があるのが特徴的。
成虫はジャコウのような匂いを放つ。
生態
クビアカツヤカミキリの幼虫は、サクラ、モモ、ウメなど主にバラ科の樹木を食い荒らし、樹木の幹や根からフラス(木くず及びフンなどの混合物)を大量に排出します。
成虫の発生時期:6月~8月ごろ
幼虫の活動時期:4月~10月ごろ

クビアカツヤカミキリの成虫
(写真左:メス、右:オス)
クビアカツヤカミキリを見かけたら
クビアカツヤカミキリと疑われる昆虫やその痕跡(フラス)を発見された場合は、以下のURL(クビアカツヤカミキリ調査)から、発見日や発見場所、写真などを御入力いただき、京都市環境保全創造課(電話:075-222-3951)に情報提供いただきますようお願いします。
<クビアカツヤカミキリ調査>
https://ikimono-museum.city.kyoto.lg.jp/report-kubiaka/
なお、捕獲された場合には、生きたまま持ち運ぶことは規制されておりますので、踏みつぶすなど速やかに殺処分してください。
参考
京都府ホームページ(特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」について)
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お問い合わせ先
京都市 環境政策局環境企画部環境保全創造課
電話:075-222‐3951
ファックス:075-213-0922