第17回「ハートミーティング」（平成22年8月13日開催）

　風通しの良い組織風土の醸成と職員の士気向上を図るため，市長と，市政の改革・発展に積極的に取り組む本市職員（1回当たり10名程度）が忌憚なく意見交換を行うものです。

　平成22年8月13日午後1時30分から，京都市役所本庁舎第二応接室において，第17回「ハートミーティング（意見交換会）」を開催しました。　

　今回は，市長と「広告物違反指導対策チーム」のメンバー11名が，「市民と共に進める違反広告物を許さない風土づくりについて」をテーマに，1時間半程度，意見交換を行いました。

【参加者の声】

・私たちの取組に対して，激励していただき，光栄に思う一方で，それ以上の期待と責任を改めて感じました。また，ハートミーティングに向けた，職員間の打合せや意見交換を通じて，私たちの，業務に対する意識を高めることができました。

・市長との話の中で，屋外広告物が与えている町並や人に対しての影響の大きさを改めて感じ，違反広告物の是正が絶対的に必要不可欠であると思いました。また，市長の「京都の景観を良くし，守りたい」との強い思いが感じられ，御意見やアイディアなども伺えて今後の取組の参考になりました。

・「看板は美術品と違って，毎日見るもの」「美術館よりも人の美意識に影響を与える」という市長の言葉に，私たちの仕事は京都の魅力を発信できる創造的なものであると思いました。地元の人が誇りを持ち，観光や進学で京都に来る人にとっても魅力あるまちづくりをする一員として，これからも仕事に取り組んでいきたいと改めて思いました。

（市長談）

・新景観政策の執行段階の一番大事なところを，皆さんが体を張って頑張ってくれています。同時に「京（みやこ）・輝き隊」など市民意識の向上と行動の輪が広がってきました。これからも市民の皆さんと共に，京都の町をもっともっと美しくしていきましょう。御苦労かけますが，よろしくお願いします。ありがとう。

　「広告物違反指導対策チーム」は，都市計画局都市景観部市街地景観課の広告物指導担当専任の職員で構成されており，都心部の違反屋外広告物の是正指導と，市民との「きょうかん」に基づく広告景観の整備等による，京都市の良好な景観の維持向上を目指して，平成19年4月に設立された。

具体的には，市の中心繁華街である河原町，木屋町及び四条界わいを「屋外広告モデル地域」とした集中的な違反指導や，市内の主要交差点等の違反広告物に対する是正指導，また，市民共汗サポーターによる違反広告物除去ボランティア「京（みやこ）・輝き隊」（市民の皆様に違反広告物をなくす活動をしていただくことで，京都市の良好な景観保全の一翼を担っていただく団体）の取組の推進と拡充に努めるなど，精力的に活動している。

※過去のハートミーティングについては，以下，「関連コンテンツ」欄をご覧ください。