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山科区まちづくり運営方針

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2026年6月30日

 京都市では、「京都市地域コミュニティ活性化ビジョン」、「京都市市民参加推進計画」及び令和7年12月に終期を迎えた「各区基本計画」の通底部分を統合し、京都のまちづくりを支える地域コミュニティ活性化の取組と、より多くの方の市政やまちづくり活動への参加の取組を、両輪で一体的に進めていくことで、目指すまちの姿を実現していこうと、京都市の分野別計画として「京都市地域コミュニティと市民参加に関するビジョン」が令和8年3月に策定されました。

 そして、各区基本計画の残りの区の特性に応じた部分については、「まちづくり運営方針」に形を変え、区の特性に応じたまちづくりの方向性と、毎年度の主な取組をまとめることとなり、令和8年6月、新たに「山科区まちづくり運営方針」を策定しました。


山科区まちづくり運営方針の位置づけ

山科区まちづくり運営方針(令和8年度~令和12年度)

 京都市の東端に位置する山科区は、三方を山々に囲まれた盆地で、疏水や河川も流れる自然豊かな地域です。古くから「京の東の玄関口」として、東国と都を結ぶ交通の要衝であり、現在もJR(琵琶湖線、湖西線)、京都市営地下鉄(東西線)、京阪電車(京津線)の4路線が結節するほか、名神高速道路の京都東インターチェンジを擁するなど、抜群の利便性を誇っています。また、1400年を超える歴史の中で、脈々と受け継がれた「人やまちの営み」により築かれた、数々の歴史的遺産や、地域の伝統文化・伝統産業、各学区の活発な自治活動、そして、「地域力・つながり」などで、山科の「まち柄」がつくられています。

 昭和30年代から50年代までに急激に増加した人口は、平成13年をピークに横ばいに推移し、ここ数年はゆるやかに減少しています。また、近年高齢化が進行し、令和5年には市内で最も高齢化率が高くなっています。

 社会動態人口は令和6年度から増加に転じているものの、自然動態人口は減少が続いており、近年その減少幅が大きくなっています。一方、世帯数は、増加を続けており、核家族化と高齢者の単身世帯化が進んでいることが伺えます。

 これらの背景から、地域の担い手確保が大きな課題となっています。

 そこで、山科区では、山科の「まち柄」を次の世代に引き継ぐため、“多様な人々が住み、学び、つながることのできる文化・教育のまち”を目指す「meetus山科‐醍醐」の動きとも連携しながら、子ども・若者の育成や、多世代の区民の皆さんの「居場所」と「出番」をつくるまちづくりに取り組んでいるところです。

 令和8年度は山科区誕生50周年の年です。この節目を生かし、山科の「まち柄」を土台としながら、区役所が“結節点”となり、地域の様々な主体がつながり、学び合い、支え合い、創り合えるまちづくりを京都基本構想に掲げる「学藝衆」の実践として進め、山科の歴史・風土・魅力を次世代へつなぐ未来像を皆さんと共に描き進めていきます。

まちづくりの方向性

1 地域コミュニティ・自治 ~山科区の地域力・つながりをいかす~

 地域力・つながりの強さが山科区の魅力ですが、近年、核家族化と高齢者の単身世帯化が進んでいることから、地域の担い手不足が課題です。これまでに山科区で培ってきた地域コミュニティをいかしたまちづくりを進めるとともに、多様な主体がゆるやかにつながり、新たな共創の形を生み出す取組を進めます。

2 子育て・若者 ~子育て、子ども・若者の育ちを地域で支える~

 少子化が進行する中、地域ぐるみで、妊娠前から子ども・若者まで切れ目のない支援を推進し、子どもの学びや居場所づくりを支援します。また、将来の地域活動の担い手となる若者がいきいきと活躍できるよう、成長と社会参加を応援します。

3 観光・産業 ~山科区の特徴をいかし、まちの魅力・活力を高める~

 歴史・文化資源や豊かな自然、伝統産業や製造業、農業などの地域産業と、山科区には多種多様な魅力があります。これらの魅力を発信し、観光振興や産業・商業振興につなげるとともに、様々な分野の担い手との学び合いの機会を創出し、次の世代へつなぎます。

4 防災・防犯 ~暮らしの安心・安全を高める~

 極端な猛暑や大雨などの異常気象、いつ起こるか分からない自然災害の被害を最小限に押さえるため、一人一人の防災意識を高めるとともに、地域のつながりをいかした助け合える防災体制の充実を目指します。また、子どもの登下校時の見守りや夜間パトロール活動など地域の自主的な防犯活動を支援し、安心安全なまちづくりを進めます。

5 保健・福祉 ~地域における健康と生活を共に支え合う~

 年齢、性別、障害の有無、国籍などに関わることなく、誰もが孤立を感じることのない、生き生きと暮らせるまちづくりを進めます。また、区民の健康意識の向上に努め、地域全体で健康づくりに取り組めるまちを目指します。

6 交通・都市基盤 ~交通・都市基盤を支える~

 地域と関係機関が連携し、路線バスなど公共交通の利用促進を図るとともに、地下鉄と路線バスの連携による利便性の向上と公共交通の維持・確保を図ります。また、地域の魅力やポテンシャルを最大限活かし、新しい公共空間の活用を考える取組を進めます。

7 まちの環境 ~次世代へ豊かな環境を受け継ぐ~

 水と緑に囲まれた自然豊かな環境を守るため、地域ぐるみで清掃や美化活動に取り組み、美しくごみのないまちを実現します。環境に配慮したライフスタイルや取組を推進し、広く発信することで、一人一人の環境に対する意識向上を目指します。

令和8年度 山科区の主な事業

1 地域コミュニティ・自治 ~山科区の地域力・つながりをいかす~

  • 山科区誕生50周年記念事業
  • 山科まちづくりチャレンジ応援事業(新たなまちづくり活動にチャレンジする方々を伴走支援)
  • 大学連携
  • 山科区公式LINE(地域の情報を毎月発信)
  • ふれあい“やましな”2026区民まつり

2 子育て・若者 ~子育て、子ども・若者の育ちを地域で支える~

  • やましな子育て応援事業
  • やましなっこ育ち・学び応援事業(子どもたちが能楽やオーケストラの楽器演奏などを体験)
  • 子どもの居場所づくり支援事業(中学生、高校生年代の居場所「ゆうすぺーすやましな」を運営)

3 観光・産業 ~山科区の特徴をいかし、まちの魅力・活力を高める~

  • やましな観光振興(山科の魅力を区内外にPR)
  • 山科検定(山科への理解を深め、愛着を一層醸成)

防災・防犯 ~暮らしの安心・安全を高める~

  • 地域の防災力アッププロジェクト(地域の防災研修会や防災訓練、避難所運営を支援)
  • 地域力を活かした空き家対策の推進(空き家問題の更なる解決を目指し、相談窓口を開設)
  • 警察や地域団体と連携した安全なまちづくり

5 保健・福祉 ~地域における健康と生活を共に支え合う~

  • やましな健康フェスタ(地域の福祉、医療団体等と協働して開催)
  • フリースペースをはじめとした誰もが参加できる居場所の設置・運営(誰もが利用、参加できる居場所の設置、運営を支援)
  • 山科健康づくりサポーター「キャット・ハンズ」監修コースを歩く健康ウォーキング(山科の歴史や自然を楽しみながら健康づくり)

6 交通・都市基盤 ~交通・都市基盤を整える~

  • 山科地域公共交通会議の運営
  • 地域と連携した公共交通の利用促進事業

まちの環境 ~次世代へ豊かな環境を受け継ぐ~

  • まちの緑を増やす取組(山科区フラワーロード推進事業、笑顔と花いっぱいプロジェクト)
  • 山科区2万人まち美化作戦

山科区まちづくり運営方針

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第3期山科区基本計画の総括について

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お問い合わせ先

京都市 山科区役所地域力推進室まちづくり担当

電話:075-592-3088

ファックス:075-502-8881

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