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【令和元年度の支援実績】公有地等を活用したまちづくり実証事業

ページ番号253434

2022年3月31日

公有地等を活用したまちづくり実証事業について

 平成30年度の検討会議を踏まえ,まちづくりの持続的な展開のための多様な主体との連携やまちづくり活動の場及び財源の確保に焦点を置き,支援スキームの実効性の検証を行いました。

 具体的には,まちづくりを行う自治組織やNPO等から公有地で行う事業の公募を行い,町内会と事業者が共同して地蔵盆行事を実施するものや,屋外カフェやイベントを通してまちの魅力発信を行うものなど3事業を選定のうえ実施しました。

 検証の結果,3事業とも賑わいの創出に効果がありましたが,まちづくり団体による自走化のためには,イベントの継続開催と企業からの協賛や広告事業等の収入源の必要性が明確となりました。

 また,今後の展開のためには,公有地の積極的かつ継続的な活用を図る必要があることから,本市が公的な位置付けを付与したまちづくり団体に公有地の管理運営を委任するなど,本市の特性に合った制度等についても検討を行っていきます。

選定事業の概要等
 団体名行政区 事業概要 
六原自治連合会東山区 学区内にある公有地を活用し,地元町内会と事業者が共同して地蔵盆行事の新しい展開を試みることにより,賑わいの創出や地域活性化,交流の促進を図る。 
NPO法人らくさいライフスタイル 西京区 TauT阪急洛西口東側の歩道を活用し,人が集い,学び,育つ場所とすることにより,TauT阪急洛西口の事業者とも協力しながら,賑わいの創出と地域活性化を図る。
烏丸通まちづくり協議会中京区 烏丸通の歩道を活用し,屋外カフェやイベントを通してまちの魅力を発信することにより,賑わいの創出と交流の促進を図る。

 「地蔵盆マーケット」を実施した三角形状の道路は,令和2年度に広場として整備する際,雨庭を併せて整備しました。デザインは,地域の皆さんと京都大学等とのワークショップで作成しております。


 「烏丸御池カフェ」を実施した後,烏丸通まちづくり協議会では,「風格と華やぎの烏丸」としてまちなみ景観の形成や上質な歩行者空間の創出等を掲げ,夜間に安心して歩ける環境づくりを目指し,夜の実態調査や照明社会実験等の取組を実施しています。


 「トートであそぼっ」を実施した後,2020年9月、京都市・阪急洛西口駅高架下に,世代を超えたコミュニティー空間「京都市交流促進・まちづくりプラザ外部サイトへリンクします」が誕生しました!
 当施設では,6ヶ月から12歳までの子どもたちが利用できるあそび場「ガタゴト」,地域の人々が集まる多目的室,親子でじっくりと本を閲覧できるライブラリー,カフェを設け,「あそびからはじまるまちづくり」の拠点を目指しています。

(参考)以下,令和元年度に事業を公募した際のお知らせ内容です。

 京都市では,多様な主体によるまちづくりが持続的に展開するために必要な支援について検討を行っています。

 この度,公有地等を活用したまちづくり団体の活動支援策について実証を行うため,下記のとおり,公有地等を活用したまちづくり事業を募集します。  (募集期間:令和元年6月12日~7月12日)

1 募集概要

(1) 実施目的

 まちの賑わいづくりや活性化,環境向上などのまちづくり活動に取り組む団体(以下「まちづくり団体」という。)が,その活動の自立性・継続性を高めるとともに更なる展開を図るために新たに取り組む,公有地等を活用したまちづくり事業の試行実施を支援し,まちづくり活動の場及び財源の確保策としての有効性の検証を行う。

(2) 対象団体

 平成31年4月1日現在,設立(結成)後,1年以上経過したまちづくり団体(町内会やNPOなど任意団体を含む。)で,本市区域内におけるまちづくり活動に主体的かつ継続的に取り組む意欲のある団体

(3) 対象事業

 次のア~エ全てに該当するもの(事業の例は記入例を参照してください。)

ア 本市区域内の公有地等(歩道,公園,広場等)を活用し,まちの賑わいづくりや活性化等を目的に実施する事業(令和2年2月末日までに実施予定のものに限る。)

イ 今後も継続して実施が可能と考えられるもの

ウ 一定の収益が見込まれる事業で,その収益を本市区域内におけるまちづくり活動に還元しようとするもの

エ 事業の公共性・公益性が認められるもの

(4) その他

ア 本実証事業において,公有地等の使用に係る関係機関との調整・協議は本市と協力して行う。

イ 本実証事業において,公有地等の使用に係る占用料・使用料,事業実施に係る備品購入・レンタル費,広報費,管理・安全確保に要する費用等は本市が負担する。

ウ 本実証事業として実施する内容については,事業選定後に協議のうえ詳細を決定する。

 ※ 協議の結果,応募内容のとおり実施できない場合があります。

エ 本実証事業で得た収益は,まちづくり活動に使用すること。また,損失が発生した場合等の補填は行わない。

2 募集期間

 令和元年6月12日(水曜日)~令和元年7月12日(金曜日)午後5時必着

3 応募について

(1) 応募方法

(2) 提出先

 〒604-8571

 京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地

 京都市 都市計画局 まち再生・創造推進室(都市づくり担当)

 ※ 窓口は,月曜日から金曜日の午前9時~午後5時(祝日を除く)

 ※ 郵送の場合は,令和元年7月12日(金曜日)必着です。

4 事業の決定

 応募いただいた事業から2~3事業程度を選定する予定です。結果は,都市計画局まち再生・創造推進室のホームページでお知らせするとともに各応募者へ通知します。

 なお,応募申込書等の提出物は返却しません。

5 スケジュール(予定)

 令和元年6月12日(水曜日)~7月12日(金曜日) 募集期間

 令和元年7月中旬頃                      審査

 令和元年7月下旬頃                         実施事業の決定

6 その他

広報資料 ・ 募集要項

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お問い合わせ先

京都市 都市計画局まち再生・創造推進室

電話:075-222-3503

ファックス:075-222-3478

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