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京都市消防局

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「電気が原因で火事が起こることもあるんですよ。」

ページ番号315424

2023年8月4日

電気火災についての防火座談会を行いました。

 醍醐消防分署では、令和5年7月19日(水曜日)に、はなぶさ保育園の子育て応援施設「スマイル」(醍醐学区内)において、近隣にお住いの御高齢の方や子育て中の親御さんに対して「電気火災を防ぎましょう!」というテーマで防火座談会を行いました。

 参加された17名の皆様から、御意見や御質問を数多くいただき、電気火災についてより理解を深めていただきました。

家庭で発生する電気火災について

 京都市消防局では火災予防の推進にあたり、電気火災の予防啓発も積極的に行っています。

 座談会の前半は、始めに電気コードを分解した展示品を手に取って見てもらい、電気コードの仕組みについて紹介しました。家具等による踏みつけや過度な屈曲がなぜ火災につながるのかを模型で実演し、電気コードからの出火経緯について説明しました。次にコンセントからのトラッキング火災について紹介しました。コンセントに差し込まれている機器のスイッチが入っていないにも関わらず、火災が起こってしまう現象に皆様非常に驚かれていました。

 このような一般の家庭で起こりうる電気火災とその予防対策をお伝えすると、皆様「なるほど、そういうことやったんか!」「もういっぺん家の中見てみよう。」と納得された様子でした。

 コード(配線等)からの出火に御注意を!(京都市消防局ホームページ)


電気火災は地震の際も要注意!

 座談会の後半は「地震によってなぜ火災が発生するのか?」というお話をしました。

 特に停電が復旧した時に発生する「通電火災」と、その対策として有効な「感震ブレーカー」について知っていただくため、今年度、醍醐消防分署が独自に研究を進めている家庭用電気配線の模型を使い、感震ブレーカーが実際に作動する様子を見ていただきました。



一般的な家庭の電気配線を簡単に表現した模型です。簡易タイプの感震ブレーカーを組み込んでいます。

 施設を所有されている職員の方や、参加された皆様から「感震ブレーカーって、どうしたら付けてもらえるの?!」「気を付けな火事はほんまに怖いからなぁ。」「早速電気店に行ってみるわ!」などの反響をいただき、改めて火災予防について再認識されている様子でした。

 震災時は通電火災に御注意を!(京都市消防局ホームページ)

 醍醐消防分署職員一同、今後も火災予防について全ての世代の皆様に、より身近に、より分かりやすくお伝えできるよう努めてまいります。

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お問い合わせ先

京都市 消防局醍醐消防分署

電話:075-571-0474

ファックス:075-572-1999