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京都市消防局

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航空隊員

ページ番号295134

2022年5月6日

航空隊員

 京都市消防航空隊は,消防航空隊長以下16名(隊長1名,操縦士7名,整備士6名,航空救助隊員2名)で構成されています。

操縦士


 ヘリコプターによる救助活動や空中消火活動等を行う場合には,飛行場以外の場所への離着陸や最低安全高度を下回る低空飛行等,航空法の適用を受けない運航をすることもある特殊性から,機長と副操縦士の2名が操縦を行います。
 操縦士は,航空法に定める事業用操縦士の資格,京都市消防航空隊保有のヘリコプター(AS365N3)の限定資格を有している他,第一種航空身体検査に合格しなければならないため,日頃から健康維持に注意し勤務しています。
 災害活動において,ヘリコプターの特性を最大限に発揮するためには高度な操縦技量が求められます。そのため,日々の訓練を通して技能の向上に努め,地上部隊と連携し,日夜災害対応に従事しています。

整備士


 整備士は,ヘリコプター本来の性能を如何なく発揮できるよう機体を整備するとともに小さなミスが大きな事故につながる,失敗が許されない緊張感のある仕事です。しかし,その反面,責任感とやりがいを感じる仕事です。
 人の命を預かる仕事であることを肝に銘じ,整備士は日々,自らの知識・技術の習得に励んでいます。
 地上での整備作業以外にも実際にヘリコプターに搭乗し,飛行中の計器や周囲の監視,火災現場での映像送信,山岳救助でのホイスト装置の操作,救急搬送時の救急隊員としての役割など多岐にわたります。
 このように様々な活動を通じて,市民の安心と安全に携わっています。

航空救助隊員


 京都市消防航空隊には,地上の救助隊等で現場経験を積んだ者から選抜された救急救命士を含む2名の航空救助隊員が配置されています。航空救助隊員は,山岳地での遭難者やけがをして動けない人,氾濫した河川に取り残された人やビル火災などの上層部で逃げ遅れた人など,陸路からアクセスが困難な現場において,ヘリコプターから降下し,助けを求めている要救助者のもとへ,いち早く降りたち救助活動を行います。
 また,救急救命士による観察や応急処置を継続しながら,医療機関等に搬送します。
 上空で停止(ホバリング)しているヘリコプターからホイスト装置で降下し,要救助者を救出する活動は,大変危険が伴う任務でありますが,機内の操縦士や整備士と連携し,いかなる困難な災害現場でも,「安全・確実・迅速な救助活動」をモットーに日夜訓練に励んでいます。

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お問い合わせ先

京都市 消防局警防部警防課

電話:075-212-6722

ファックス:075-212-6748