消火器について(一部の旧規格消火器は令和4年1月1日から交換が必要です。)
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2023年3月29日
消火器について(一部の旧規格消火器は令和4年1月1日から交換が必要です。)
消火器とは...
消火器は火災の初期消火において、消火する人が安全・確実に消火することができるように作られた器具です。消火器には、一般住宅等に設置される「住宅用消火器」と、消防法令等により設置義務のある場所に設置される「業務用消火器」があります。また、消火器には水をかけ、燃えているものの熱を下げ、消火する「冷却消火」や燃えているものの酸素の供給を遮断する「窒息消火」等の消火能力を有するものがあり、火災の消火に対し、とても効果的です。
消火器の種類
火災は、木材や紙等の可燃物が燃えていたり、天ぷら油が燃えていたり、時には、電気が原因で発生します。このように火災は様々な原因で発生することがあり、その火災に対応した消火の方法があります。例えば、木材や紙類が燃えているときには、水をかけると冷却効果により消火できますが、天ぷら油が燃えているときに水をかけてしまうと、水が急激に膨張し、油が飛び散って炎が巨大化することで、火災がさらに拡大してしまうおそれがあります。そのため、消火器にも種類がたくさんあり、対応できる火災が違うので、使用する際や購入する際には注意が必要です。
上記のほかにも、様々な種類の火災に対応した消火器があります。
消火器の寿命はどれぐらい?
消火器には寿命があり、「住宅用消火器」は5年、「業務用消火器」は10年とメーカーにより決められています。また、消防法により設置されている「業務用消火器」は、半年に一度機器点検し、いざというときに使用できるように維持する必要があります。「住宅用消火器」についても、寿命の切れたものや湿気の多い場所に放置し腐食しているものを使用すると、事故につながるケースもありますので維持管理に努めてください。
また、消火器の不適切な点検や不当な金額での販売等の悪質な行為が発生している事例がありますので、そちらも注意が必要です。詳しい内容は、下記リンク先を御確認ください。
- 消防用設備等の点検報告について
消火器等消防設備は、定期的な点検が必要です。
- 消火器を廃棄するときは
消火器を廃棄するときは、一般のごみ回収には出せません。
- 消火器の不適切な点検や販売に注意!
消火器等の点検を行う契約を結びながら、実際には点検しない事例等が発生しています。
消火器の交換が必要な場合があります!(消火器の規格・点検基準の改正)
平成23年1月1日に消火器の規格省令が改正され、消防法により設置されている旧規格の消火器は令和4年1月1日をもって消火器として認められなくなりました。住宅用消火器は対象外ですが、交換が推奨されています。時期を待たずに、早めの交換をお願いします。
出典:財団法人 日本消防設備安全センター
消火器の規格省令等の改正の詳細はこちら
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お問い合わせ先
京都市 消防局予防部指導課
電話:075-212-6924
ファックス:075-212-6930