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<リチウムイオン電池による火災事故が多発!>適正な分別排出にご協力を

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2025年4月25日

1 リチウムイオン電池などの適正な排出方法

リチウムイオン電池などの充電式電池や充電式の電化製品は、定期収集の燃やすごみ・資源ごみや、持込ごみへは決して出さないでください。収集車やごみ処理施設での火災を招き、ごみ処理が停止する恐れがあります。

正しい排出方法

取り外し可能な充電式電池は、「(一社)JBRC外部サイトへリンクします」のホームページに掲載されている協力店舗に持ち込むか、各まち美化事務所や各区役所・支所にあるエコまちステーションなどの市が設けている「資源物回収拠点」や「移動式拠点回収」へ排出してください。

加熱式たばこやスマートフォンなどの充電式電池の取り外しが難しい電化製品に関しては、販売店での回収か、市の小型家電回収(30cm×40cm×40cm以内に限る)として「資源物回収拠点」や「移動式拠点回収」へ排出してください。小型家電のサイズより大きい場合は、「大型ごみ」として排出してください。

充電式電池として回収できるものと表示マーク

リチウムイオン電池が使用されている主な電化製品

 リチウムイオン電池は、モバイルバッテリー、加熱式たばこ、コードレス掃除機、携帯電話(スマートフォン)、電気シェーバー、電動工具、ハンディ扇風機、ロボット掃除機、電動式のおもちゃ、作業服用ファン、ワイヤレスイヤホン、タブレット、ゲーム機などに使用されています。

 ほかにも、充電ができる製品、電源につながなくても動く又は光る製品は充電式電池が使用されている可能性がありますのでご注意願います。

リチウムイオン電池が使用されている主要な電子機器

リチウムイオン電池の危険性

 リチウムイオン電池は、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池などと比べて高容量、高出力、軽量という特徴があり、その特徴を生かし、近年様々な電化製品に使用されています。

 これらの特徴は裏返すと電気エネルギーが高密度に詰まった電池だということであり、外部からの圧力や落下の衝撃により内部損傷が発生すると電池内で短絡(ショート)が起こり、可燃物である電解液が噴出し爆発や急激な発火を起こす危険性があります。

モバイルバッテリーの発火状況

2 クリーンセンター等における火災の発生状況

  京都市のクリーンセンター等で発火事故が多発しており、火炎検知や発火の確認数は令和6年度だけで459回も発生、原因物が特定できた約2割のうち98%で充電式電池が確認されています。

 原因物として確認できた主なリチウムイオン電池は、掃除機のバッテリー、加熱式タバコ、モバイルバッテリーでした。

東北部クリーンセンターでの火災被害(平成31年3月)

 平成31年3月には、東北部クリーンセンターの破砕施設内で持込ごみの中に入っていたリチウムイオン電池から火災が発生し、当該施設のベルトコンベヤ等が焼損したことにより施設の全面復旧及び持込みごみの受入れ再開に約半年間、修繕費用として1億5千万円を要しました。

東北部クリーンセンター火災発生時の様子


 さらに、京都市の資源ごみに混じっていたリチウムイオン電池が原因で、民間リサイクル施設にも火災事故被害が発生しています。このような火災事故が起こらないようにするには、市民の皆様一人一人が適正な分別を徹底していただくことが必要不可欠です。

 「分別するのめんどくさい」「少しくらい大丈夫」が大きな火災事故につながります。定期収集などへごみを出す際は充電式電池、充電式の電化製品が入っていないか再度確認のうえ、入っていた場合は上記「リチウムイオン電池など適正な排出方法」に記載の正しい排出方法での排出をお願いします。


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お問い合わせ先

資源循環推進課 075-222-3946

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