一般廃棄物処理施設における放射能濃度測定結果について(平成23年12月22日)
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2015年10月1日
一般廃棄物処理施設における放射能濃度測定結果について
一般廃棄物焼却施設における焼却灰等の放射能濃度測定については,環境省からの要請により,東日本地域の16都県において実施されています。
本市におきましては,この要請の対象外ではありますが,市民の皆様に安心していただくために,焼却処理を行っているクリーンセンターやその焼却灰を埋め立てている埋立処分地において,現状の焼却灰等の放射性セシウム(セシウム 134,セシウム137)濃度や施設周辺の空間線量率の測定を実施しました。
このたび測定結果がまとまりましたので,お知らせします。
1 測定概要
⑴ 対象施設:東北部・北部・南部・東部クリーンセンター
東部山間埋立処分地
⑵ 測 定 日:平成23年10月25日 ~11月16日
⑶ 測定項目
ア クリーンセンターの焼却灰等の放射性セシウム濃度
イ 東部山間埋立処分地の下水道放流水等の放射性セシウム濃度
ウ 各施設の敷地境界における空間線量率
⑷ 測定方法
ア 放射性セシウム濃度:ゲルマニウム半導体検出器による測定
イ 空間線量率:ヨウ化ナトリウム・シンチレーションサーベイメータによる測定
⑸ 測定機関:株式会社島津テクノリサーチ
2 測定結果の概要
放射性セシウム及び空間線量率ともに,問題となる数値は検出されませんでした。
⑴ 放射性セシウムについては,各クリーンセンターの飛灰から,10~23ベクレル/kgが検出されましたが,国のガイドラインに定める基準値8000ベクレル/kgを大きく下回っていました。
その他主灰等の測定項目については,全て「不検出」でした。
※「不検出」とは,検出下限値(測定において検出できる最小値)未満を表します。
⑵ 各施設の敷地境界における空間線量率は,0.03~0.06マイクロシーベルト/時であり,京都市内における同時期の空間線量率0.03~0.04マイクロシーベルト/時(京都府公表値)と比べ,変わりはありませんでした。
一般廃棄物処理施設における放射能濃度測定結果
- 放射能濃度測定結果はこちら(ファイル名:20111220sokuteikekka.pdf サイズ:99.11 キロバイト)
現状の焼却灰等の放射性セシウム濃度や施設周辺の空間線量率の測定を実施しました。
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お問い合わせ先
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