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京都市教育委員会

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第2次答申 おわりに

ページ番号6384

2012年12月25日

 

 おわりに

 

 この第2次答申は,堀川高等学校を京都市立高等学校21世紀構想のパイロット校と位置づけて,その具体化を図ったものである。したがって,京都市教育委員会並びに各市立高等学校においてこの提言が十分に勘案され,当該校の課題と展望を基に,21世紀を展望した魅力ある新しい在り方について検討されることを期待する。なお,新たな堀川高等学校の在り方について,概念図を作成したので,参考とされたい。
 京都市において学制発布に先駆け小学校が創設されたことは,京都の町の再生を教育に託した先人の熱い思いと矜持を物語る。教育は次代を創造する営みである。過去の取組が現在を創造したように,未来のために現在の取組が重要である。 21世紀を展望したというにふさわしい新たな高等学校を具現化するための物的教育条件及び人的教育条件の充実について,最大限の努力がなされることを強く望むものである。
 答申内容の具体化に向けて,当該の堀川高等学校はもとより,京都市教育委員会並びに関係機関に,積極的な対応を要請する。
 本構想委員会は,第1次答申において,京都市立高等学校の総論的方向づけと当面する課題について提言し,第2次答申においては,第1次答申に基づき,具体的な高等学校像として新たな堀川高等学校の在り方を明らかにした。今後,第15期中央教育審議会等,国の動向を視野に入れつつ,平成9年秋を目途に,京都の未来とわが国の発展を担う青年の育成を図るための京都市立高等学校全体の基本的な方向性に関して,検討を続けるものである。

 

 

 

 

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