第2回 右京ものづくり塾「京手描友禅について」(平成28年1月16日)
ページ番号193064
2016年1月22日
第2回 右京ものづくり塾「京手描友禅について」
実施日時
参加者
2名(高等専門学校生1名,中学生1名) ※申込4名
内容
午後1時 サンサ右京1階 右京区民まちづくり交流拠点(MACHIKO)に集合していただきました。
体験場所である「関谷染色」に移動。
午後1時30分~2時15分
関谷染色に到着。代表取締役の関谷さんから京手描友禅の歴史や,着物の絵柄について書籍,図案で紹介していただきました。
図柄が入れられた棚は「宝の山」です。
インクジェットプリンターで絵柄が印刷された振袖もあるそうで,手描友禅は全体の2~3%だそうです。
職人さんが友禅するところを見学させていただきました。
京友禅は分業で行っていることが特徴だそうです。色を定着させるために「蒸す」作業や地色を染める作業等,たくさんの工程に専門の職人さんが関わられています。
午後2時15分~3時50分
いよいよ京手描友禅を体験します。絵柄を選んでスタート。
職人さんに教えていただきながら,慎重に筆を進めます。
地色を決めて,体験終了。
この後,職人さんに地色をひく等の加工をしていただいて完成します。
午後3時50分~4時30分 参加者と職人さんとの座談会
ものづくりの厳しさや,手描友禅の職人さんになったきっかけ等の議論が交わされていました。
職人さんは,将来の仕事について「やりたいことをよく考えて。私は好きなことだから続けられた。」とお話され,参加者は「ものづくりに関心があり参加した。今日は良い経験と話を聞けた。将来どうしたいのか考えたい。」と答えていました。
まとめ
協力企業の株式会社関谷染色さんと京都中小企業家同友会右京支部さんの多大な協力のおかげもあり,終了後に参加者から集めたアンケートでは,「ものづくり」や「仕事」について関心を高められた結果が得られました。ありがとうございました。
株式会社関谷染色 (京都市上京区室町通丸太町上ル)
お問い合わせ先
京都市 右京区役所地域力推進室総務・防災担当
電話:庶務担当:075-861-1772、地域防災担当・調査担当:075-861-1784
ファックス:075-872-5048