朱雀第一小学校「防災について考えよう」
朱雀第一小学校では,朱一学区防災まちづくり協議会と連携して「防災」の学習に取り組んでいます。今年は6年生66名が防災まちづくりについて学ぶとともに,地域への「発信」も自分達で考えてもらいました。この内容は,今後,朱雀第一学区の防災まちづくりにも反映させていく予定です。
1・2限目 学習「防災まちづくりの取組」「地震に強い家づくり」
「防災まちづくりの取組」
市の職員が朱雀第一学区の歴史を踏まえて,密集市街地・細街路における防災まちづくりについて説明しました。その後,間違い探しを使って,防災におけるどんな対策があるのかを楽しく学習してもらいました。
「地震に強い家づくり」
専門家である建築士の方にお越しいただき,地震に強い家について説明していただきました。家の模型を揺らして,地震が起きた時の壁や筋かいの重要性を学習しました。
3・4限目 フィールドワーク「防災まちあるきをしよう!」
「計画づくり」
防災まちあるきのための計画をグループごとに考えました。まちあるきでの確認事項を出し合い,歩くルートや持ち物,役割分担も子どもたち自身で考えてもらいました。
「防災まちあるき」
子供たちの計画をもとに,防災まちづくり協議会のメンバーや龍谷大学の大学生の方々にも協力いただき,一緒にまちあるきを行いました。道幅の計測や防災器具等の確認をしながら,まちのよいところ・危険なところをたくさん発見しました。
5限目 振り返り「災害に強いまちにするための取組を考えよう」
防災まちあるきで発見したことや気づいたことを振り返り,必要な取組について意見を出し合いました。たくさん出てきたアイディアを自助・共助・公助に分け,「誰が取り組むべきか」「どうすれば実現するか」を考えました。
6・7限目 発信「地域の人に伝えよう」
こどもたち一人一人に,地域へ伝えたいメッセージを考えてもらい,グループごとに持ち寄って壁新聞にまとめました。朱雀第一小学校や朱一会館に掲示し,地域の方々にご覧いただく機会を設けるとともに,この内容は防災まちづくりマップにも盛り込みます。
★以下の画像をクリックすると各グループのまとめをご覧いただけます★
授業の様子は朱雀第一小学校ホームページにも掲載されていますので,ぜひご覧ください。