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職住まちづくりシンポジウム報告

ページ番号47606

2011年11月22日

職住共存まちづくりシンポジウム「都心・交流・まちづくり」 開催報告


(平成13年6月28日開催)

 都心部では,元小学校区を単位に,様々なコミュニティ活動が行われてきています。さらに,近年,地域に根ざしたまちづくりの取組が進みつつあり,住民が主体となって考えるまちづくり委員会の活動や,通りを中心としたまちづくりの活動が活発化しています。
 京都市においても,職住共存地区(都心部幹線街路に囲まれた街区のうち,幹線街路に面する部分を除いた内部地区)を対象として,平成10年4月に「職住共存地区整備ガイドプラン」を策定・発表し,これまで,地区計画策定に向けた取組を地域の皆さんとともに進めて参りました。
 そこで,本シンポジウムでは,本市で第一号となる修徳学区での地域協働型地区計画や都心部のまちづくりの取組を地域住民の皆さんからご報告頂くとともに,地域におけるマンションとの共存についても議論を深めました。

 

開催概要

 

日時:平成13年6月28日 ( 木 ) 19:00~21:00
会場:元京都市立龍池小学校講堂
参加人数:約180名

 

内容:

1 開会挨拶及び趣旨説明

2 基調報告
○「交流・うるおいの地区計画」
 修徳まちづくり委員会委員長 平井常夫氏

○「住みたい・育てたい・働きたいまちを目指して」
 本能まちづくり委員会委員長 西嶋直和氏

○「地域からの情報発信」
 格致自治連合会副会長 中井敏男氏

 

みる

 

3 パネルディスカッション「地域とマンションとの共存に向けて」

<パネラー>
○明倫まちづくり委員会
 委員長 井上成哉氏
○本能まちづくり委員会
 苅谷謹子氏
○豊園自治連合会
 総務理事 柴 佳伸氏
○京滋マンション管理対策協議会
 事務局長 谷垣千秋氏
○格致自治連合会
 総務 田原大仁氏
○有隣自治連合会
 会長 西村正美氏

 

<コーディネーター>
○立命館大学
 助教授 リム・ボン氏

 

みる

 

4 参加者からの質問

 

みる

シンポジウム概要

 

1 開会挨拶及び趣旨説明(京都市都市づくり推進課長)

 現在,都心幹線道路の内側の区域,通常私どもは田の字のあんこの部分と言っておりますが,そこを職住共存地区と位置付け,平成10年4月に職住共存地区整備ガイドプランを策定し,地域住民の皆さんと共同で取組を進めております。具体的には地域協働型地区計画の策定といった取り組みを進めております。都心部の各地域におきましては,住民の皆さんが主体となってまちづくりが活発になってきました。私どもはこのまちづくりを側面から支援するため,色々な支援制度を持っております。本日のシンポジウムでは,前半に地域でのまちづくりの取組を,地域でまちづくりを行っておられる皆さんからご紹介をいただくことになっております。

 さて,お手元の資料集に書いておりますが,職住共存地区の人口世帯数の推移については,昭和53年以来人口は減少を続けてきましたが,昨年の国勢調査では増加に転じております。また,世帯数ではほぼ横ばいに推移していましたが,前回の国勢調査では人口が最多であった昭和35年を上回る世帯数の増加となっております。これらはマンション等の立地がその要因にあると思われます。マンション問題は地域のまちづくりにとっても,住民の皆さんにとっても大きな課題となっております。本日後半のパネルディスカッションでは,パネラーの皆さんから様々な取り組みをご紹介いただき,地域におけるマンションとの共存について深めてまいりたいと考えております。

 次に,地域協働型地区計画の説明を致しますが,資料集の一番最後に地域協働型地区計画についての資料がのっておりますので,簡単に説明させてもらいます。地域協働型地区計画は,すでに皆さんが取り組まれているところもありますのでご存知だと思いますが,地域住民が主体となって新と旧が調和したまちづくりを実現するために,身近な生活環境の課題に取り組むために作られた地区計画制度の積極的な活用を図るものです。現在第一段階としては,地域コミュニティの単位である元学区ごとに,いくつかの元学区においては地域の皆さんとともに取り組みを進めて参っているところです。

 基調報告では本市で第一号となりました修徳学区の取り組みをお話いただきますが,その際に今の資料を添えていただければ結構だと思います。なお本日は資料にもございますように盛り沢山の内容となっておりますが,最後までよろしくご協力のほどお願いいたします。
これにて開会のあいさつと本シンポジウムの趣旨説明を終わらせてもらいます。なおここは旧の学校ですのでクーラーがございませんが,まちづくりは汗を流していくというのが私は本分だと思っておりますので,シンポジウムの間何卒ご協力をお願いいたします。

 

◆続きをみる
→基調報告へ
→パネルディスカッションへ
→参加者からの質問へ

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お問い合わせ先

京都市 都市計画局まち再生・創造推進室

電話:075-222-3503

ファックス:075-222-3478

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