スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

新たな文化の創造・文化遺産の未来への継承に向けた取組

ページ番号305158

2022年12月22日

 京都は、千年を超える歴史の中で,現在の日本文化の源泉ともなる優れた文化芸術を生み出し、洗練させながら、これを重層的に蓄積してきました。同時に、国内外との交流を通じて多様な文化を受け入れながら、伝統の上に革新を重ね、絶えず新たな文化芸術を生み出してきた、世界にも類を見ない都市です。そんな京都の文化をいかすため、1978年に「世界文化自由都市宣言」を行い、「広く世界と文化的に交わることによって、優れた文化を創造し続ける永久に新しい文化都市」を目指して歩み続けることを高らかに誓いました。

世界文化自由都市宣言

 先駆的な文化芸術の創造と練磨、熟成、そして継承を繰り返してきた京都の文化芸術は、人々の暮らしの中に息づき、芸術家たちの挑戦と努力、文化芸術に対する市民の深い愛着と理解、その創造と蓄積を支える高い見識と誇りによって培われてきました。また、寺院、神社や庭園などの文化財や、京町家に代表される歴史的建造物はもとより、暮らし全体を包む文化的景観の中に張り巡らされた美意識、感性は、「京都らしさ」として、国内外の人々に新たな発見やインスピレーションを与え続けています。


京都薪能

 我々京都市は、このような京都の文化芸術を守り、発展させるとともに、他の施策と有機的に連携させ、文化の力を生かした市政運営を進めています。

 今、日本は、人口減少、少子高齢化社会の進行、価値観の多様化とそれに伴う生活様式・行動様式の変化、情報通信技術の急速な普及・発達、人工知能などの技術革新等々、社会の変化が著しい状況にあります。こうした状況下でも、我々京都市は、日本の文化芸術のふるさと、日本の文化首都として、「優れた文化を創造し続ける永久に新しい文化都市」を目指して歩み続けます。このためには、より多くの方々の支援が必要です。京都の伝統的な文化芸術や文化財を将来世代に継承しながら、新たな文化芸術を創造し、担い手を育成していくために、皆様からの温かいご支援をお待ちしています。

How to donate

いただいた寄付は、以下の取組に使用します。

文化芸術の担い手の育成・支援

 京都が悠久の歴史の中で培った世界に誇る繊細な美意識と高い精神性を伴った文化を支えているのは、人々の日々の衣食住などの暮らしの文化です。京都市では、地域に根差した暮らしの文化をいかしたまちづくりを進めるとともに、子どもたちが文化芸術に触れる機会を創出するなど,市民が文化芸術に親しむ機会を積極的に創出しています。また、芸術家を志す人に対して、居住・制作・発表環境に関する支援を充実するとともに、芸術家としての修練を積みながら生活できるような施策、例えば、作品の発表や販売の機会の提供など、アートの社会的・経済的価値を高めることで活動基盤の充実につなげるアート・エコシステムを実現していきます。

有形無形の文化財の維持、継承

 京都市の文化財は、指定・登録されたものだけでも優に3,000件を超え、世界遺産「古都京都の文化財」の構成資産のうち、14資産が所在しています。このように京都にある文化財の数自体が非常に多く、維持、継承に向けて、少子高齢化の中での担い手の確保や保存に係る財源の確保などの様々な課題が生じていますが、その解決に向け、文化財の所有者、修理技術者や地域コミュニティとも連携して、有形無形の文化財の維持、継承に取り組んでいます。また、文化財を保存するために欠くことができない技術の継承に向け、後継者育成の取組などを行っています。


五山送り火(大文字)

How to donate

問い合わせ先

京都市役所 総合企画局総合政策室京都創生担当

メール:[email protected]

電話:+81-75-222-3375 (※日本語のみの対応となります)

Kyoto City Website(City Promotion)(英語ページ)

Facebook外部サイトへリンクします(英語ページ)

Medium外部サイトへリンクします(英語ページ)

関連コンテンツ

海外からの寄付受入(日本語訳)

フッターナビゲーション