京都市がロックフェラー財団「100のレジリエント・シティ」の1都市に選ばれました!
ページ番号200069
2024年12月12日
お知らせ
平成28年5月26日
行財政局防災危機管理室 075-212-6792
京都市がロックフェラー財団「100のレジリエント・シティ」の1都市に選ばれました!(世界325の応募都市の中から37都市が選定)
アメリカの慈善事業団体であるロックフェラー財団※1(以下「財団」という。)により世界中の都市を対象に公募が行われた,2015年「100のレジリエント・シティ※2」プロジェクトについて,この度,5月25日に選定結果が発表されました。世界の80以上の国の325の応募都市の中から37都市が選定され,京都市がそのうちの1都市として選定されましたのでお知らせします。
※1 ロックフェラー財団:
アメリカ合衆国の石油資本家ジョン・ロックフェラーが,「人類の福祉の増進」を目的として1913年に設立した世界最大規模の慈善事業団体。本部はニューヨーク
※2 レジリエント・シティ:
災害や混乱等に耐え,可能な限り早急に復旧し,より強靭になることを目指す都市
「100のレジリエント・シティ」プロジェクトについて
○ 財団が設立100周年を記念して,2013年(平成25年)に立ち上げたプロジェクト
○ 世界で都市居住人口の急増が見込まれる一方,都市の急速な発展や自然災害等への備えが十分でないとして,財団が2013年からの3箇年で公募により選定する世界の100都市に対して,総額1億ドルの財政支援や技術的支援,選定都市相互の情報交換の場等を提供することにより,世界中にレジリエント・シティの構築を目指す取組
○ 2013年にはニューヨークやローマ,メルボルン等30都市が選定,2014年には,ボストンやパリ,ロンドン等33都市が選定されており,最終年である2015年において,京都市を含む世界の37都市が選定されました。
プロジェクトへの応募について
プロジェクトへの応募は,災害をはじめとする各都市固有の危機事象への対応状況等について,財団の質問事項に回答することから始まりました。
本市は,花折断層を震源とする直下型地震,降雨洪水,土砂災害等の自然災害,サイバー攻撃等への備えや,市民生活に大きな影響を及ぼす人口減少への対策等について,産学公連携の下,京都の町に息づく自治の伝統を生かした取組を推進していることなどを回答し,昨年11月に本プロジェクトに応募しました。これまで,財団との間で35回に及ぶ詳細な協議等を行いました。
今後の取組等について
財団の支援を得ながら,協働してレジリエント・シティを構築するための戦略(レジリエンス戦略)を策定し,推進していくこととなります。
京都の誇りである自治の力,大学の力,そして経済・産業界の力を結集し,オール京都で世界のモデルとなるような強靭な都市を築いてまいります。
「100のレジリエント・シティ」選定都市
京都市の姉妹都市であるボストン(米国),パリ(フランス),グアダラハラ(メキシコ),京都市が会長を務める世界歴史都市連盟の加盟都市であるメルボルン(オーストラリア),メキシコシティ(メキシコ),アクラ(ガーナ),アテネ(ギリシャ),バルセロナ(スペイン),リスボン(ポルトガル),モントリオール(カナダ),ケープタウン(南アフリカ),ルクソール(エジプト),ハーグ(オランダ)をはじめとする世界の都市が選定されています。
詳しくは「100のレジリエント・シティ」のウェブサイトをご覧ください(英語のみ)。
ロックフェラー財団「100のレジリエント・シティ」への選定について
お知らせ資料(PDF形式, 265.06KB)
「100のレジリエント・シティ」プロジェクトの概要や選定都市の一覧などについて掲載しています。
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- 100のレジリエント・シティ ウェブサイト
ロックフェラー財団「100のレジリエント・シティ」プロジェクトや,選定された都市の詳細について掲載されています。英語のみ。
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