救急出動が増加しています
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2023年12月18日
京都市の救急出動が過去最多になっています
令和5年の京都市における救急出動件数は、12月17日までで98,628件となり、令和4年の京都市における救急出動件数、98,449件を超えて過去最多となりました。
年末年始の救急事故に御注意ください
例年、冬場には救急出動件数が増える傾向にあります。とくに年末年始は寒さに加えて家族の帰省や会食など飲酒を伴う食事をする機会が多く、急性アルコール中毒が疑われる救急搬送が増加する時期です。
急性アルコール中毒は、症状によっては死に至ることもあるため、過度の飲酒に注意しましょう。
女性は男性より、高齢者は若者より、体格の小さい人は大きい人より、体内の水分量が少ないため、同じ量を飲んだときの血中アルコール濃度が高くなります。
急性アルコール中毒を防いで安全にお酒を楽しむためには、次のようなことを心がけましょう。
(1)自分の適量、その日の体調を把握する(2)イッキ飲みはしない、無理強いはしない・させない
(3)お酒が飲めない体質の方は、周囲の人に「お酒が飲めない体質です」と事前に伝えておく
- 急性アルコール中毒の怖さを知っていますか?イッキ飲みや無理強いは命にかかわることも!
出典:政府広報オンライン
急病診療所について
また年末年始(12月29日~1月3日)は多くの医療機関が休診します。京都市では、休日や年末年始等における急病患者の医療を確保するため、市内2箇所の急病診療所で診療を行っています。
詳しくは下記バナーのリンク先(京都市情報館ページ)をご参照ください。
救急車の適正利用をお願いします
救急車の出動件数は高齢化の進展などにより、今後も増えていくことが見込まれています。救急要請が集中し、近くの救急隊が出動中であれば遠くから救急車が出動することになり、救急車が到着するまでに時間がかかります。
しかしながら、救急車で搬送された傷病者のうち6割以上が医師により軽症と判断されており、なかには「本日診察予定なので連れてってほしい」、「病院で長く待ちたくないので救急車で受診したい」などの理由で119番通報されるケースもあります。
救急⾞は「緊急」に医療機関を受診するための地域の限られた⼿段です。いざというときに、⼀分⼀秒でも早く救急⾞がかけつけられるよう、救急⾞を呼ぶかどうか迷ったときは家族や電話相談、かかりつけ医に相談するなど、周りの⽅に助けてもらいましょう。
「救急車を呼んだほうがいいのかな?」
「今すぐ病院で診てもらったほうがいいのかな?」
など、「急な体調不良」や「けが」で救急車を呼ぶかどうか迷うときには、
救急電話相談サービス「救急安心センターきょうと♯7119( しゃーぷ なな いち いち きゅう)」をぜひ活用してください。
「救急安心センターきょうと♯7119」は、24時間365日、電話で看護師に御相談いただける窓口です。
対象地域は京都府全域で、看護師が病気やけがの症状から緊急性や医療機関の受診、応急手当の方法などについて助言します。
◆携帯電話・スマートフォンやプッシュ回線(笠置町・南山城村等を除く)からは短縮ダイヤル「#7119」
◆ダイヤル回線・IP電話などからは「0570-00-7119」(全ての電話・京都府全域で利用可能)へお掛けください。
- 救急の電話相談窓口(#7119)について
救急の電話相談窓口(#7119)について
緊急度について知識を深めましょう!
- 緊急度について知識を深めましょう! (PDF形式, 1.50MB)
平成29年消防庁作成小冊子
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お問い合わせ先
京都市 消防局警防部救急課
電話:075-212-6705
ファックス:075-212-6748