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京都市消防局

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最高の“おもてなし”を!!

ページ番号308036

2023年2月2日

電気火災実験を実施しました。

 令和5年文化財防火運動中(令和5年1月23日~29日)の1月24日(火曜日)、世界遺産「西本願寺」に隣接する京都東急ホテルにおいて開催された「電気火災を防止するための研修会」に参加しました。


 今回の研修会は、施設の実態に即して、消防用設備の維持管理や災害発生時の活動などについて定められた「消防計画」に基づく、防火・防災教育として、防火・防災管理者をはじめ火元責任者など約30名が参加し、開催されました。

 研修会の冒頭、京都東急ホテルの防災部長が総務省消防庁のホームページで公開されている「『未然に防ごう!電気器具火災』~身近に潜む火災危険~」を活用し、従業員に対する防火教育をされました。

東急ホテルでの電気火災実験の様子

 続いて、消防署から、令和4年に京都市内で発生した火災の主な原因について紹介しました。1位 たばこ(27件)、2位 電気コード(23件)、3位電気機器(21件)となっています。今回は、前年比+11件で、事業所でも一般家庭でも発生する「電気コード」が原因となる火災について、電気火災実験器を活用して実演しました。

東急ホテルでの電気火災実験の様子
東急ホテルでの電気火災実験の様子


【 半断線(はんだんせん) 】

 経年劣化や踏み付けたりするなど、外から力が加わることにより、電気コード内の銅線の一部が断線し、出火する。


【 短絡(たんらく) 】

 電気コードの被覆が劣化し、銅線同士の接触により出火する。

【トラッキング現象(とらっきんぐげんしょう ) 】

 長期間、プラグとコンセントの隙間に徐々にほこりが溜まり、水滴や湿気によりプラグの両刃間で通電し、出火する。

東急ホテルでの電気火災実験の様子
東急ホテルでの電気火災実験の様子

 目の前で電気コード火災の原因をいくつか再現し、火花や音、臭いを発生させることで電気コードによる火災の危険が、身の回りにたくさん潜んでいることを実感していただきました。


 これからもホテルを訪れる人々に対する最も大切な「おもてなし」の一つとして、安心安全も提供いただけるよう、事業所と一緒に頑張っていきたいと思います。

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京都市 消防局下京消防署

電話:075-361-4411

ファックス:075-341-1999