スマートフォン表示用の情報をスキップ

京都市消防局

言語選択を表示する

検索を表示する

スマートフォン表示用の情報をスキップ

駅ビルを安全に!!

ページ番号307791

2023年2月1日

電気火災実験を実施しました!!

 令和5年1月19日(木曜日)、キャンパスプラザ京都において、京都駅ビル防火防災委員会に対する研修会を開催しました。

 ホテル、百貨店、立体駐車場、文化施設などが一体となった複合施設で、東西に470m、高さ60m、駅舎としては、日本最大級の規模を誇る京都駅ビル。今回の研修は、施設の実態に即して消防用設備の維持管理や災害発生時の活動などについて定められた「消防計画」に基づき、各管理部門から防火防災責任者や火元責任者が参加し、実施されました。コロナ禍でもあり、感染防止に配慮したうえで、参加者を2班に分けて、それぞれ30分程度の研修としました。

京都駅ビル防火防災委員会での電気火災実験の様子

 研修の中で、令和4年中に発生した火災の主な原因について紹介し、現在実施中(1月11日から同月22日まで)の焼死者防止対策の徹底について注意喚起を行いました。

 昨年の京都市内の火災原因の上位は、1位 たばこ(27件)、2位 電気コード(23件)、3位電気機器(21件)となっており、前年比+11件で、事業所でも一般家庭でも発生する「電気コード」が原因となる火災について、電気火災実験器を活用し、以下の実験を行いました。


【 半断線(はんだんせん) 】

 経年劣化や踏付けなど、外から力が加わることにより、電気コード内の銅線の一部が断線し、出火する。


【 短絡(たんらく) 】

 電気コードの被覆が劣化し、銅線同士の接触により出火する。


【 トラッキング現象(とらっきんぐげんしょう)】

 長期間、プラグとコンセントの隙間に徐々にほこりが溜まり、水滴や湿気によりプラグの両刃間で通電し、出火する。

京都駅ビル防火防災委員会での電気火災実験の様子
トラッキング現象

 目の前で電気火災の原因をいくつか再現し、火花や音、臭いを発生させることで電気コードによる火災の危険が、身の回りにたくさん潜んでいることを実感として感じていただきました。

 これからも皆さんが安心して利用できる施設づくりを目指し、事業所と一緒に頑張っていきたいと思います。

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は、今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 消防局下京消防署

電話:075-361-4411

ファックス:075-341-1999