令和4年秋の火災予防運動・放火火災予防デーの取組
ページ番号305893
2024年11月22日
腹話術パフォーマーのニッシャン堂さんがたくさんの仲間とともに放火火災撲滅を呼び掛ける!!
~「絶対させない なくそう放火」をスローガンに~
山科消防署では、秋の火災予防運動の一環として、放火火災予防デーに当たる令和4年11月11日(金曜日)に、ラクト山科「音の広場」において、ラクト山科を管理されている京都シティ開発株式会社様に御協力をいただき、「F-1腹話術グランプリ2022」で優勝された腹話術パフォーマーのニッシャン堂さんとコラボした、防火啓発行事を実施しました。
山科区民の皆さんに放火火災予防の効果的な呼掛けをおこなうため、山科区出身のニッシャン堂さんに、啓発活動の御協力をお願いしたところ、快くお受けいただきました。
当日は、バルーンアートや手品、腹話術など、日本一の技をニッシャン堂さんに惜しみなく披露していただきました。消防職員との掛け合いを交え、楽しく、笑いもある中で、放火されない環境づくりや火災を出さないためのポイント、火災になった場合の対処方法などを呼び掛け、参加された区民の皆さんに、楽しみながら火災予防の知識を学んでいただきました。
また、やましな小町隊を中心に山科消防団員から通行される区民の皆さんに対して、防火ティッシュを配り、放火防止、火災予防を呼び掛けました。

ニッシャン堂さんの腹話術パフォーマンス

山科消防団員による防火の呼掛け

世界初! ! 6体を駆使した腹話術パフォーマンス!

ニッシャン堂さんと山科消防署員の掛け合い
放火火災予防デーを御存じですか?
京都市では、昭和51年から平成27年まで連続して放火が、火災原因の第1位でした。平成26年に、放火火災により2名が犠牲となる痛ましい事案が発生したことを受け、平成27年に京都市火災予防条例の一部を改正し、放火による火災を予防するため「市民が放火防止に取り組むこと」及び「具体的な実施事項」について、規定するとともに、同条例の公布・施行日である11月11日を「放火火災予防デー」と定めました。
放火されない環境づくりに取り組みましょう
放火火災を防ぐためには、市民の皆さんの力が必要です。消防署や消防団も、皆さんと一緒に地域の放火防止に取り組みます。地域社会の一員として、お互いに協力し、放火されない環境づくりを進めましょう。
そのために市民の皆さんに実践していただきたい事項は・・・
市民の実践事項
1 建物の周りなどに、燃えやすい物を置かないようにしましょう。
・家の周りやガレージなどに、燃えやすい物を置かないようにしましょう。
・古新聞や段ボールなどは、物置や倉庫に入れて鍵を掛けましょう。
・地域でのごみ出しのルールを決めて、みんなで守りましょう。
2 門扉や物置にはしっかり鍵を掛けて、不審者の侵入を防ぎましょう。
・空き家や物置には、しっかり鍵を掛けましょう
・門扉がある場合には、扉を閉めておきましょう。
・ガレージの扉やシャッターはきちんと閉めて、不審者の侵入を防ぎましょう。
3 夜間には屋外の照明を点灯するなど、明るくしましょう。
・夜間は玄関灯を点灯するなど、明るくしましょう。
4 センサーライトなど、放火火災の防止に有効な機器を設置しましょう。
・センサーライト、防犯カメラ、炎センサーなど、放火防止や早期発見に有効な機器を設置しましょう。
・建物とガレージが一体となっている住宅では、ガレージ内に住宅用火災警報器(熱感知器)を設置すると、
火災の早期発見に有効です。
5 放火火災を防ぐための地域活動に、積極的に参加しましょう。
・地域でタウンウォッチングを行い、放火されやすい場所はないか、みんなで点検しましょう。
・地域の防火見回り活動に参加して、火の用心を呼び掛けましょう。
6 その他、様々な放火防止対策を進めましょう。
・車やバイクのボディカバーは燃えにくい物(防炎品)を使いましょう。
・普段から地域のコミュニケーションを図り、放火に対する地域の監視力を高めましょう。
・見知らぬ人を見掛けたら声を掛けることも効果的です。
お問い合わせ先
京都市 消防局山科消防署
電話:075-592-9755
ファックス:075-591-1999