危険物安全週間の取組
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2022年6月30日
危険物安全週間の取組
南消防署では,令和4年6月5日(日曜日)から同月11日(土曜日)まで,庁舎に「危険物安全週間実施中」の横断幕を掲げ,危険物安全週間の取組として,区内の危険物を取り扱う施設,事業所において,自主保安体制の確立,危険物に係る災害発生の防止を図るとともに,火災等の災害発生時の対応力の向上を図る指導を行いました。
南消防署で横断幕を掲出!
危険物安全週間を周知しました。
〇 危険物事業所等の保安体制の強化
6月9日(木曜日)「ミータス株式会社セルフ九条サービスステーション(給油取扱所/京都市南区吉祥院九条町)」において,合同訓練を行いました。
給油取扱所(セルフ式)で火災発生時の初期対応などの自衛消防活動を確認し,その後の公設消防隊の放水訓練を行いました。訓練では,顧客が自ら行っていた乗用車への給油作業中,発生した静電気の火花によりガソリンに着火し,火災に拡大したとの想定で,給油取扱所の従業員により,顧客の避難誘導,給油装置の緊急停止スイッチの操作確認,消火器での初期消火,消防への119番通報並びに公設消防隊へ消火活動のための誘導などを行いました。
従業員から「消火器の操作方法を再確認できてよかった。今後,訓練を継続して行います。」などの感想があり,訓練の成果がありました。合同訓練の後,来客50名に対し,署員が「必ず静電気除去シートを触る,このひと手間で火事が防げる。」など火災予防を呼び掛けました。

関係者による初期消火
西八条消防隊による活動
セルフスタンドで,安全に給油するために
意外と身近に,危険物(PDF形式, 1.66MB)
((一財)全国危険物安全協会発行のリーフレットから転載)
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〇 危険物の取扱いに係る安全対策の推進
危険物を取扱っている事業所に,次のような指導を実施しました。
ア 風水害対策を必要とする危険物施設への指導
平成30年7月豪雨など近年災害による危険物施設に浸水や強風などで多数の被害が発生したことから,危険物施設で定
めている予防規定に,風水害の災害時における具体的な対応策を計画するよう指導しました。
- 危険物施設における風水害対策について
京都市防災ポータルサイトの「水害ハザートマップ」や消防庁作成の「風水害対策ガイドライン」を参照することができます。
イ 新規格の消火器への取替え推進指導
平成23年1月消火器の規格省令の改正施行に伴い,旧規格の消火器に対する経過措置が令和3年12月で終了するため
現行規格のものと交換するよう指導を行っていましたが,新型コロナウイルスの影響などで取替え対応が遅くれている
ものに対して,早期に改善するよう指導を行いました。
- 旧規格消火器の交換の啓発ビラ
規格省令改正に伴い平成22年以前に製造された消火器は,継続して使用できる経過期間が,令和3年12月31日で終了しています。 速やかに現行規格のものと取替えてください。
お問い合わせ先
京都市 消防局南消防署
電話:075-681-0711
ファックス:075-671-1999