危険物安全週間の実施について
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2022年5月30日
危険物安全週間の実施について
危険物安全週間は、危険物に関する事故を防止することを目的として、平成2年に消防庁により制定されました。
毎年6月の第2週(令和4年は6月5日から同月11日まで)に、全国で実施されるもので、京都市においても様々な取組を通じ
て、事業所における自主保安体制の確立を呼び掛けるとともに、広く市民の危険物に対する意識の高揚と啓発を図っています。
1 期間
令和4年6月5日(日曜日)~6月11日(土曜日)
2 全国統一標語
「一連の 確かな所作で 無災害」
3 重点推進項目
⑴ 危険物の取扱いに係る安全対策の推進
ア 地下貯蔵タンクの流出防止措置が必要な危険物施設に対し、適正な流出防止措置及び定期点検等について指導を行
い、流出事故等の防止を図ります。
イ 適正な危険物の取扱い、効果的な点検及び異常発生時の保安体制の確保により災害発生の防止を図ることを目的とし
て、次に掲げる事項を実施します。
(ア)危険物を取り扱う事業所等(以下「危険物事業所等」という。)の査察及び防火指導
(イ)危険物事業所等を対象とした防火研修会
⑵ 危険物事業所等の保安体制の強化
危険物施設を有する事業所において、合同訓練又は自衛消防訓練を実施し、緊急時における応急措置要領の確認その
他の自主保安体制の強化を図ります。
⑶ 危険物災害等に対する対応力の向上
危険物災害に対する対応能力や危険物の無許可貯蔵事案等の違反に対する処理能力の更なる向上を図ることを目的とし
て、次に掲げる事項を実施します。
ア 公設消防隊による危険物施設の事業所警防調査
イ 危険物に関する各種マニュアル等を活用した研修,図上訓練等

令和4年度危険物安全週間推進ポスター
モデル:村川 春圭選手(弓道)
市内各消防署(分署)の取組
☆過去の危険物安全週間中の取組について
〇~危険物災害対応力の向上~職員研修の実施(令和3年度)
https://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000286271.html
〇危険物安全週間➂~留学生に対し,防火の特別授業を行いました~(令和2年度)
https://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000238828.html
〇全ての作業には安全が優先する,人間のすることに100%はない!(平成30年度)
☆新型コロナ感染対策での注意点~消毒用アルコール(エタノール)の火災危険について~
手指等の消毒に用いられる一般的なアルコールの濃度は約70パーセントで、消防法上の危険物に該当します。(危険物第4類 アルコール類 指定数量400リットル)
〇アルコールの火災予防上の注意点

・常温で引火します。
・容器詰替えや、手指消毒時に発生する蒸気に引火します。
・アルコールの蒸気は空気より重いため、下方に滞留します。
〇アルコールによる火災の予防
アルコールを取り扱う場所の近くでは、火気の使用は厳禁です。
※火災危険に関する動画はこちら→https://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000271671.html
お問い合わせ先
京都市消防局予防部指導課(危険物担当)
電話:075-212-6687
ファックス:075-252-2076